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野村資本市場研の関氏「中国、不動産バブルに懸念」
講演する野村資本市場研究所の関志雄シニアフェロー(26日午後、都内のホテル)
野村資本市場研究所の関志雄シニアフェローは26日午後、国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)の分科会「アジア通貨の行方」の中で、中国国内の資本の過剰流動性の問題に関連して不動産バブルの問題を指摘した。中国ではバブル経済の崩壊は想定されていないとする一方、もしバブルがはじければ、「80年代の日本と同じように、不動産を不良債権としてかかえる銀行が問題になる」と述べた。公的資金による支援も「海外市場に上場し、外国資本の入った銀行を簡単に支援できるかは疑問」との見方を示した。
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