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マレーシア前首相「原子力の平和利用、課題多い」
マレーシアのマハティール・ビン・モハマド前首相は26日午前、国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)の対談で、原子力の平和的利用について「利用を完全にコントロールできない限り手を出すべきではない」との考えを示した。平和的利用に至る過程や利用後の副産物・廃棄物の処理方法の確立が不可欠で、課題が多いと指摘。原子力の利用は、チェルノブイリ事故のように一度問題が起こると、対応に多くの時間と資金が必要になることも懸念材料とした。
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