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 インドのウィプロ会長「インド、消費性向高まる」 

講演するウィプロのアジーム・プレムジ会長(25日午後、都内のホテル)
 インドの主要IT企業、ウィプロのアジーム・プレムジ会長は25日午後、国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)の討論の中で、「インドは1980年代、重要な変革の局面を迎えた。それによってインドの国民がどのように生活を切り開くか期待が変わった。単なる認識の段階からインドと様々な国々が協力し、依存し合う状況が出てきた」と述べた。

 プレムジ会長はインドの経済、社会の特徴として「昔から受け継いだ伝統の一方、非常に若い労働者がたくさんいる。世界で最も若い国だ」と語った。そのうえで「今までは貯蓄・倹約を美としてきたが、消費性向が高まってきた。今は余裕がなくても、将来的は消費するのに十分な所得を獲得できるという自信を持っている」と指摘、「米国でベビーブーマーが何十年も米国経済を支えてきたのと同じ状況が生まれている」との認識を示した。

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