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 フィリピン駐日大使「日中対話停滞、最大の懸念」 

講演するドミンゴ・シアゾン駐日フィリピン大使(25日午前、都内のホテル)
 フィリピンのドミンゴ・シアゾン駐日大使は25日午前、国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)の討論で、東アジア諸国は経済分野では統合が進んでいるとしながらも、地政学的には利害関係が競合し、歴史的な問題から領土問題まで悪化の道をたどっていると指摘した。

 最大の経済力を持つ日中の対話が停滞していることについては「東アジア地域全体にとっても不健全な問題、かつ最大の懸念だ」との認識を示した。そのうえで、ASEAN地域フォーラム(ARF)の継続的推進、エネルギー分野での協力関係の構築、金融の統合を、今後の東アジア情勢における3つの重要施策として位置づけた。

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