日本経済新聞社の杉田亮毅社長は開会のあいさつで、アジア地域について「経済統合に向けた動きが、一段と加速していると感じる」と強調。東アジア首脳会議の議題にもなった「東アジア共同体」構想や、域内の相互投資の現状に言及した。杉田社長は「共同体構築を前進させるには、けん引役が期待される日中韓3カ国の関係の安定化も大切だ」との認識を示した。