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王 毅氏 駐日中華人民共和国特命全権大使 |
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政冷経熱改善へ活発な対日外交
2003年8月に北京で始まった北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議で議長役を務め、国内外で知られる。流ちょうに日本語を話す中国外務省有数の知日派。昨年9月の大使着任以来“政冷経熱”といわれる日中関係改善のため、活発な対日外交に努めている。
北京第二外国語学院で日本語を専攻。外務省入省後は駐日大使館公使やアジア局長などを経て2001年に外務次官に抜てきされた。王氏の大使起用は対日関係を重視する中国の姿勢を反映したと受け止められている。
文化大革命時代は知識層を農村に強制的に移住させる「下放」により冬は厳寒の黒竜江省で8年間農業に従事した。趣味のひとつが山歩き。外務省の登山愛好会の名誉会長を務める。粘り強さを生かし、21世紀の新しい日中関係構築が期待される。51歳。
■生年月日 |
1953年10月、北京市生まれ |
■学歴 |
1982年2月北京第二外国語学院アジア・アフリカ語学部文学学士取得 |
1997年8月から1998年2月まで米国ジョージタウン大学外交研究所訪問学者 |
1998年4月南開大学世界経済専攻経済学修士取得 |
1999年9月から外交学院国際関係専攻博士学位取得中、すでに博士課程修了 |
■職歴 |
1969年9月−77年2月 | 農村に下放、農業に従事 |
1982年2月−87年8月 | 外交部アジア局アタッシェ、副課長 |
1987年8月−89年9月 | 外交部アジア局課長 |
1989年9月−94年3月 | 駐日本大使館政務担当参事官、公使参事官 |
1994年3月−98年4月 | 外交部アジア局副局長、局長 |
1998年4月−01年2月 | 外交部部長補佐兼政策研究室主任 |
2001年2月−04年9月 | 外交部副部長 |
2004年9月− | 駐日中華人民共和国特命全権大使 |
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