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 同友会代表「アジア連携拡大にはASEANも重要」 

講演する経済同友会の北城恪太郎代表幹事
 経済同友会の北城恪太郎代表幹事は3日午後、国際交流会議「アジアの未来」で討論会の冒頭、「アジアにおける経済連携では中国だけが重要なのではない。日中貿易額は昨年で1324億ドルと非常に大きいが、東南アジア諸国連合(ASEAN)とも1192億ドルになり、(日中の貿易額と)近い規模になっている」と指摘した。「ASEANとの交流は非常に重要。中韓も含めた貿易圏を作り、ヒト、モノの交流を盛んにすることがアジアにも貢献するし、日本経済にとっても重要」と強調した。

 今後、日本がアジアとの連携を緊密にするために(1)閣僚級の経済連携担当者を政府内に常設し、各省間の利害調整に専従する(2)政府開発援助(ODA)は経済連携を進める観点から社会の基盤を発展させる用途に重点配分する(3)痛みを恐れず労働力を含めた人的交流を拡大する――の3点を主張した。

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