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 ベーカー米大使「中台関係、経済交流強化で政治問題解決へ」 

 米国のベーカー駐日大使は3日の国際交流会議「アジアの未来」で講演後の質疑で、台湾の陳水扁総統の再選後、緊迫度を増す中台関係について「極めて重要な問題」と指摘し、「米政府は『1つの中国』政策への支持を変えていないが、台湾の市民の幸福に背を向ける訳ではない」と基本姿勢を説明した。その上で「中台の衝突は数年前より減っている。通商など経済交流が増えている」と指摘し、経済交流を通じて「対立は影を潜めてくるのではないか」と楽観的な見通しを示した。

 中台関係の現状に関しては「危険はもちろんある。朝鮮半島より危険かも知れない」としながらも、「ある意味チャンスとも言える。経済的な相互作用が中台間で強まっていることは、政治問題も解決に向かうのではないかという希望の源だ」と期待を表明した。〔NQN〕

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