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 マハティール前首相「統合には相違点の尊重が必要」 

講演するマレーシアのマハティール前首相
マレーシアのマハティール前首相は3日午後、国際交流会議「アジアの未来」で講演し、東アジアの統合について「統合や協力を信じるなら達成手段が見つかる」と強調し、早期の統合実現を訴えた。マハティール前首相は地域紛争など負の過去にとらわれていることが統合の障害になると指摘し、「まずは過去を忘れ、統合に向けて先に進むべきだ」と主張した。

 マハティール前首相は統合に向けた課題として、欧州連合(EU)に比べ東アジアは各国の文化の違いが大きいと指摘。マレーシアが日本と韓国を参考に成長を遂げた例を紹介したうえで、「互いの相違点を尊重し、経済ニーズなど共通の基盤を見いだすべき」だと主張した。

〔NQN〕

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