岡本　行夫氏 外交評論家（首相補佐官） 外交政策立案で小泉内閣支える 　外務省の北米一課長を湾岸戦争時の対米交渉を最後に退官。岡本アソシエイツを設立し、コンサルティングの傍ら外交評論家としても活躍する。 　豊富な対外人脈と外交経験を買われ、橋本内閣では首相補佐官として沖縄米軍基地の整理・統合問題に手腕を振るった。小泉内閣にも内閣参与として小泉純一郎首相の外交タスクフォースを主宰し、外交政策の立案に大きな影響力をもつ。 　イラク戦争に際しては事実上の首相特使として米国をはじめクウェート、イスラエル、ヨルダンなどイラク周辺国を歴訪し、情勢を探った。 　外交官時代は米国、中東を中心とする安全保障政策で名をはせたが、各国のベンチャー企業や産業動静、ネット事情にも詳しい。最近ではＮＰＯ法人「新現役ネット」を立ち上げ、職業や地域、世代を越えてライフスタイルを刺激し合おうとするフォーラムを発足させた。 　著書に「さらば漂流日本」（東洋経済新報社）「ニッポン再生最前線」（都市出版）など。一橋大学経済学部卒、57歳。 1945年11月23日　神奈川県生まれ ■学歴 1968年 一橋大学　経済学部　卒業 ■経歴 1968年 外務省入省 ＯＥＣＤ　日本政府代表部 本省経済局　北米局 エジプト　日本大使館　一等書記官 ワシントン日本大使館　参事官 北米局安全保障課長、北米第一課長等を歴任 　 91年 外務省退官、岡本アソシエイツ設立 　 91年４月− 国際交流基金参与 　 96年11月− 　 98年３月 内閣総理大臣補佐官（沖縄担当） 2001年９月− 2003年４月 内閣官房参与 2003年３月− 国際協力事業団参与 2003年４月− 内閣総理大臣補佐官 政府関係機関や企業への助言活動の傍ら、講演、テレビ・ラジオのコメンテイタ−、新聞・雑誌への執筆等、幅広く活動。ＮＰＯ法人「新現役ネット」理事長 ■著書 さらば漂流日本(東洋経済新報社) ニッポン再生最前線(都市出版) 講師一覧へ戻る Copyright 2003 Nihon Keizai Shimbun, Inc., all rights reserved.