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グロリア・マカパガル・アロヨ氏 フィリピン大統領 |
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貧困問題克服に意欲
イラク情勢が緊迫した2月、中東で働くフィリピン人労働者の安全を確保するためクウェートを緊急訪問した。元大統領を父親に持つ名門出身だが、地道に働き母国に繁栄をもたらす庶民への気配りを忘れない。
2001年1月、副大統領から昇格。エストラダ前大統領の不正資金疑惑に反発した市民が導いた政権交代は、1986年のマルコス追放に続く「第二のピープルパワー(庶民の力)革命」と呼ばれた。
経済支援や直接投資をテコに、貧困克服をめざす。昨年12月、次期大統領選への不出馬を宣言した。続投を求める声も根強いが、本人は「残された任期でやるべきことをやるだけ」と淡々としている。56歳。
1947年4月5日、マニラ首都圏サン・ファン生まれ |
■学歴 |
1964年−1966年 | 米国ジョージタウン大学在籍、経済学士号取得、Dean’s List(成績優秀者名簿)で表彰される。 |
1966年−1968年 | アサンプションカレッジ在籍、経済学士号を取得、成績優等で卒業 |
1978年 | アテネオ大学在籍、経済学修士号取得 |
1985年 | フィリピン大学経済学部に在籍、経済学博士号取得 |
■職歴 |
1977年−1987年 | アテネオ大学助教授 |
1984年−1987年 | アサンプションカレッジ経済学部長 |
1977年−1987年 | フィリピン大学経済学部教授 |
1986年8月−1988年 | 貿易産業省次官補 |
1989年−1992年 | 貿易産業省次官 |
1992年−1998年 | フィリピン上院議会議員 |
1998年7月− 2000年10月 | 社会福祉開発長官 |
1998年7月− 2001年1月20日 | フィリピン共和国副大統領 |
2001年1月20日 | フィリピン共和国大統領就任 |
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