第6回　アジアの未来

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日本の高齢化に懸念・スカラピーノ米カリフォルニア大名誉教授

討論会で発言するロバート・スカラピーノ・カリフォルニア大学名誉教授

　ロバート・スカラピーノ・カリフォルニア大学名誉教授は８日午後、都内のホテルで開いた第６回国際交流会議「アジアの未来」（日本経済新聞社主催）に出席し、東アジアの今後を見る場合「日本について少々心配している」と言及し、抜本的な改革を一段と進める必要性を指摘した。具体的には65歳以上の高齢者人口が2025年には25％以上を占めると予想される点を挙げ、社会福祉政策などの面で「大胆なリーダーシップが必要な一連の問題がある」と述べた。