日本経済新聞デジタルメディアは、日本経済新聞社を中核とするNIKKEIグループのデジタル事業の主翼を担う会社です。２００７年１月、日本経済新聞社の電子メディア局を分社して発足しました。 「ネット社会の知的生産性を高める―№１のビジネス人メディア」との創業ビジョンを掲げ、ビジネス分野の様々な課題の解決に役立つ情報サービスの開発、提供に努めています。

現在、中核となる事業は二つのデータベース事業です。一つは、日本最大級の会員制ビジネス情報検索サービスである「日経テレコン」です。 １９８４年にサービスを開始して以来、記事・企業情報はもちろん人事、技術、法務など幅広い専門情報を集めると共に、常に最先端の検索エンジンを導入し、必要な情報を的確に検索できる仕組みを実現しています。 もう一つが、マクロ経済、産業・証券・企業のミクロ経済の数値データベースサービスである「日経NEEDS」です。 １９７０年のサービス開始以来、国内外の金融機関、一般企業、研究機関などで活用され、正確性・信頼性の高いサービスとして評価を頂いています。

ネット社会の進化は目を見張るものがあります。ビッグデータという言葉に象徴されるように、ビジネスパーソンにとって、 あふれかえる情報やデータの中から信頼できるものを見つけ出すことがますます重要になってきました。日本経済新聞社のデータベース事業の歴史は、１９６９年までさかのぼります。 新聞事業を通じて収集、蓄積してきた記事、経済データなど膨大な情報をベースに、我が国最大級の商用データベースを構築し、発展してきましたが、この成長を支えたのは、一言でいえば「信頼性」にあります。

我々は、情報のプロとして、今後とも信頼性が高く価値ある情報サービスをネット時代にふさわしいスピード感をもって提供し続けていきます。進化するビジネス人メディアにご期待下さい。

代表取締役社長　吉岡 昇