世界情報通信サミットの今年のテーマである「メッシュネットワーク」について、関口和一(183)は、「P2Pのような当事者同士の通信が広がっていくと、ネットワーク構成もメッシュ型の方が適しているといわれている」として、「最近、光通信技術や無線LAN技術などの向上により、本当にネットワークもメッシュ型にすることが可能になって来た」と、新たなネットワークの形態の広がりについて意見を求めた。
楠正憲氏(200)は、「メッシュネットワークがモバイル市場に適用するにはバッテリー寿命が課題となる。無線の場合、受信と送信とで必要となる電力が大きく違うため、他のノード間の通信を中継するために送信を行うと、バッテリー寿命が著しく損なわれる。そのため、バッテリー寿命が問題とならない固定ノードや自動車間の通信で、先行して実用化されるのではないか」と問題を指摘した。
川崎裕一氏(204)は、「消費電力は非常に問題になる」とその解決の方向を述べた。また、「自動車というのは非常に大きな市場である」としながらも、CDMEA2000.1xの144kbps程度では満足できないとして、米国では車におけるメッシュネットワークスの構築例があると述べた。
|
|