おかわり 大阪の地ソース集めてみました



大阪百貨店で売っていました
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大阪百貨店で売っていました

 本編であまロスさんが指摘しているように、大阪には特徴的な地ソースがたくさんあります。東京ではなかなか手に入れずらいのですが、先週ご紹介した有楽町の大阪百貨店などを通じて、何種類かの地ソースをゲットしたのでご紹介しましょう。

 まずは、大阪百貨店で売っていた、大阪市東住吉区にある石見食品工業所が手がける伝説の地ソース「ヘルメスソース」。手作業で製造する「ハンドメイドソース」です。昭和10年に創業者・坂井一男氏が独自の調合で開発、以来その味を代々受け継いできました。

「タカワソース」と「パロマソース」
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「タカワソース」と「パロマソース」

 ハンドメイドのため、製造数量が限られており、石見食品工業所の公式通販ページでも注文から購入まで3カ月待ちというレア物です。大阪百貨店でもすぐ売り切れでした。

 続いては昭和4年創業、松原市にある和泉食品の「タカワソース」と「パロマソース」です。

「タカワソース」は、同社のオリジナル。関西風味の粉もんに適した味付けが特徴です。「パロマソース」は、今はなき大阪の地ソース「オリーブソース」の味を復刻させたものだそうです。

ダイコクソース
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ダイコクソース

 和泉食品は、ソースだけでなく、お好み焼き・たこ焼き用の粉も手がけており、お好み焼き・たこ焼きの調理教室、さらには店舗開業支援も行っています。

 粉もんに使うソースというよりは、料理と一体化した「粉もんの一部分」といっても過言ではないでしょう。

 大正12年創業、大阪市福島区にある大黒屋の「ダイコクソース」。「粉もんソース」「お好みソース」「たこ焼きソース」「焼そばソース」「串かつソース」と、料理別に細分化されたラインナップをそろえています。

ツヅミの力ソース
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ツヅミの力ソース

ちなみに僕は「激辛スパイスソース」に思わず手が伸びてしまいました。

 鼓がトレードマークのツヅミ食品は、昭和40年に羽曳野市で創業。長年、家族経営で、業務用ソースを手がけてきましたが、家庭用にも参入しました。

「お好み焼ソース」「たこやきソース」「やきそばソース」などやはり料理別の品揃え。特徴は南河内へのこだわり。地元特産のいちじくを使ったフルーティーなソースがあります。僕はいちじくに、やはり特産の赤ワインを加えた「力ソース」を手に入れました。

金紋ソース
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金紋ソース

 仕込みに金剛山麓の湧き水「行者湧水」を使ったという、まさに「南河内のソース」です。

 大阪市旭区に本社がある金紋ソース本舗の「金紋ソース」。昭和8年に初代が編み出した味を、3代目が門外不出のレシピで「一日一釜炊き」で製造しています。

 五感、すなわち、ソースの粘りを「見て」「触り」炊き上がる音を「聞き」、香りを「嗅ぎ」「味を確かめる」作業を重要視。まさに手作りの味です。

 他にも関西を代表するイカリソースやヒシウメソースなど、大阪を本拠とするソースメーカーは数多く存在します。

 これまで漠然と、関東=中濃、関西=ウスターという枠組みでソースを考えていました。しかしこうして見ると、あまロスさんがおっしゃるように「用途別に使い分ける」という点こそが、関東・関西のソースの違いなのかもしれません。

(デスク)

3月20日

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