第79回 埼玉県ご当地グルメ(その3)サツマイモ、うなぎの下からコンニチハ!

特別編集委員 野瀬泰申


 秋田実食編が終わり、食べBは埼玉県モードに戻ります。今週は埼玉県ならではの小麦文化を示す料理が次々と登場します。群馬県や山梨県にも通じる埼玉の小麦とはいかなるものか。コナモン好き必見です。

 番外編では一芸クンが、埼玉のご当地お菓子・五家宝について激論を闘わせています。

 食べBのFacebookページを開設しました(http://www.facebook.com/tabebforum)。実食編地図など、オリジナルコンテンツも掲載していますのでぜひご利用ください

(「食べB」へ初めて訪れた方は「食べB入門編」をご覧下さい食についてのメール投稿先はこちら

大きな被害を受けた南三陸町の防災庁舎(2011年7月)
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大きな被害を受けた南三陸町の防災庁舎(2011年7月)

 間もなく、東日本大震災から1年を迎える。メディアはその前後に様々な特集を組むであろう。

 私は以前から気になっていたことがある。それは報道される機会が少ない被災地の現状である。甚大な被害を受けた地域、特に都市部の状況は折に触れて報じられる。しかし被害が相対的に軽かった被災地についてはどうか。

 手元に昨年末に仙台で行われた震災支援の演劇とワークショップのパンフレットがある。その中ですでに終わった公演ながら盛岡の「架空の劇団」による朗読劇「瓦礫と菓子パン〜リストランテ震災」に注目した。

建物が傾いたままの八戸の観光地・蕪島(2011年12月)
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建物が傾いたままの八戸の観光地・蕪島(2011年12月)

 被災者から震災直後に何を食べて命をつないだかを聞き取った結果を次々に朗読し、不条理な現場での「食」、極限の「食」の状況をあぶりだしたものだ。

 なかなか報じられない被災地、ほとんど光が当てられてこなかった極限の食。この二つながらを念頭に置いた旅を構想している。

 出発は3月中旬。茨城県大洗町辺りをスタートラインに、徒歩や公共交通機関を組み合わせて青森県の八戸まで北上しようと思う。できることならずっと海岸線をたどりたいが、福島第1原発周辺は迂回せざるをえず、鉄道が寸断されたままの地域は別の交通機関を利用することになろう。

河口の水道橋は飴細工のように折れ曲がっていた(2012年1月)
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河口の水道橋は飴細工のように折れ曲がっていた(2012年1月)

 いずれにしても私なりに被災地の「いま」を皆さんにお伝えしたい。そこで皆さんにお願いがある。情報提供である。

「あの食堂が再開した」「名物だった食材が少しずつ世間に出回るようになった」「親戚の誰それが被災してどこそこに住んでいる」「友人の○○とコンタクトを取ってみたら」といいった様々な情報をいただけるとありがたいのである。

 もちろん被災した方が「私の話を聞いてくれ」というのも大歓迎である。

道はある、しかし浪江へ行くことはできない(2011年1月)
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道はある、しかし浪江へ行くことはできない(2011年1月)

 私の旅はこれまで同様、事前の「仕込み」をしていかない。成果があがるかどうかより、現場の「リアル」を尊重したいがためである。

 しかしながら手掛かりがあると、大変助かるのも事実。差し支えがない範囲でお力を借りることができれば、こんな嬉しいことはない。

 大まかなスケジュールが決まった段階で皆さんにお知らせする。近くにお住まいの方がおられれば、途中一緒にお茶でもいかがですか?

 さて、埼玉県編である。これまで何度か「メールが少ない」と書いたが、今度は多すぎて悲鳴をあげている。勝手なもんだね。

 前回、予告したように長崎の「あかさくら」さんからいただいたメールの続き。少年は成長して小学生になった。

鐘突堂ときれいどころのおねいさま方(Two Pumpsさん提供)
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鐘突堂ときれいどころのおねいさま方(Two Pumpsさん提供)

MNo.12

 さて、川越の小学生時代の話です。学校が終わると家に帰って速攻で自転車に乗って、友達と待ち合わせて色々なところに出かけました。だいたい学区の中というのが相場なのですが「おもんじ」(もんじゃ焼き醤油味)を食べに行くのは学区外で、そりゃ遠出した気分で食べに行きました。
 学区内に時の鐘を突く鐘突堂があって、今では観光地ど真ん中といった風情ですが、当時は観光客なんぞ1人もいなくて、時の鐘のたもとに婆さんがする団子屋がありました。ごく普通の醤油団子でしたが、お金が少しあるときのおやつでした。時々おまけをくれたりなんかしたりして…。
 学校から団子屋への道の途中、角にカメラ屋のある大通との交差点がありました。その角を渡って、当時レトロ建築だった市役所の方向に右に曲がって数軒目に、確か岩田屋という名前だったと思いますが、コッペパンしか焼いていないパン屋がありました。
 もしかしたら他のパンも焼いていたかもしれませんが、当時の我々には、そんなもん眼中にありませんでした。コッペパンを2つに割って、その開いた面にバター(もちろんマーガリン)とかあんとかジャムとか、色々オプションで塗ってもらって、それを食べることが流行っていて、それ以外の商品には気付かなかったのかもしれません。
 そこの一押しはあんバタ、片面にあん、もう片面にバターを付けるというおいしいモノです。片面塗りは20円、両面塗りは30円ぐらいだったかと思います。それを買って食べるのもお金があるときの行動でした。もちろん両面塗りはさらにステイタスでした。
 そういえば、幼稚園や小学校の低学年の遠足は、しゃもじと空のリュックを持って芋掘りと相場が決まっていました。

川越ラーメン(Two Pumpsさん提供)
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川越ラーメン(Two Pumpsさん提供)

 恐らく昭和40年代の情景と思われるが、そこに「おもんじ」という名のもんじゃ焼きが登場することに注目したい。場所は駄菓子屋であろうか。埼玉県内にももんじゃ地域が点在するようであるが、いまはどうなっているのか。もうないんだろうな。

 それと「あんバタ」。コッペパンの中にあんことマーガリンを塗ったものは、いまでも各地に現存する。注文を受けて塗る店も残っている。盛岡の福田パンとか。

 遠足にしゃもじ。芋掘りのための安全なスコップである。

 私の経験にないものばかりだが、なぜか懐かしい。

 その川越に一風変わった集団が出かけた。


芋餃子(Two Pumpsさん提供)
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芋餃子(Two Pumpsさん提供)

MNo.13

 弊社社長秘書以下各部署の「きれいどころのおねいさま方」を川越市の某音響機器メーカーさんにエスコート(早い話が運転手)するよう業務命令がありました。
 社有の黒塗り高級ワンボックス車の中は運転手の私だけが男で、乗客は全て弊社各部署代表の「きれいどころのおねいさま方」でした。助手席には弊社社長秘書。
 川越市に到着したのが、ちょうどランチタイム。「ねぇ〜Two Pumpsさん、川越の名物が食べたぁ〜い」と「おねだり」されてしまいました。
 川越と言えば「芋の街」。大きなサツマイモがのった「川越ラーメン」、つぶしたサツマイモが具の「芋餃子」、蒲焼きとご飯の間に蒸したサツマイモが敷き詰められた「芋うな重」。
 弊社各部署代表の「きれいどころのおねいさま方」は、みなさん「芋好き」でいらしたようで大満足でした。
 その後、「きれいどころのおねいさま方」の私への対応が激しく良くなったのは、言うまでもありません(前橋市在住の伊勢崎市出身のTwo Pumpsさん)

うなぎの下に芋が(Two Pumpsさん提供)
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うなぎの下に芋が(Two Pumpsさん提供)

 「きれいどころのおねいさま方」という表現が4回も登場する。どれだけ嬉しかったかがよくわかる。嬉しかったんでしょ?

 先週末、東京で高校のミニ同窓会が開かれた。居酒屋のメニューを見ながら注文するのは私の役割。ハタハタの唐揚げなど久留米ではまず食べる機会がない料理を数点頼んだのだが、その中に「サツマイモの素揚げ」を加えた。

 こちらは九州人なら誰でも手が出る懐かしいメニュー。好評であった。

 何を言いたいかというと、うなぎの下からサツマイモが登場したら九州人は驚くに違いないと言いたいのである。

 埼玉は広い。当然ながら場所によって食文化が違う。


浦和のうなぎ(ひとぷんさん提供)
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浦和のうなぎ(ひとぷんさん提供)

MNo.14

 埼玉県は浦和と大宮で育った私です。埼玉の東南部(京浜東北線沿い)に関していえば、うどん文化とは無縁だと思います。小さいころから、うどん屋なんてほとんど見なかったですし、うどんうどんと言われても、はっきり言ってピンと来ないです。
 イモだってあまり縁がないですよ。イモで有名な川越なんて、東南部からすると「田舎」でしたからね! 東南部だと、敢えて挙げるなら「うなぎ」じゃないでしょうか?
 浦和の中山道沿いなどには、古くからのうなぎ屋さんがたくさんあります。 あとは「ナマズ」とか?天ぷらがおいしいですよ。
 お菓子ならば、やっぱり「うまい!うますぎる!!」の十万石まんじゅうですね。小さいころ、庭の鯉にあげたら、鯉も「うまい」とぱくついていました。そのあとで母に怒られました。良い思い出です(今は千葉県在住さん)

 ほら、こんなにも違う。京浜東北線沿いには埼玉都民が多く住んでいることも関係しているのか。

 やっと出ました、というのが「浦和のうなぎ」。昔から有名である。

浦和のうなぎ(ひとぷんさん提供)
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浦和のうなぎ(ひとぷんさん提供)

MNo.15

浦和は周辺に沼や川があってうなぎがよくとれたことから、江戸時代から街道を行く旅人に供するうなぎ屋がありました。
 総務省「家計調査」を見る限り都市別ランキング(平成20〜22年平均)で18位(さいたま市)と全国平均のちょっと上程度で、けっしてうなぎ好きな市民ではありません。
 ところが旧浦和市内だけでも30軒近いうなぎ屋があり店それぞれで個性的な味を競っています。
 私たちはほぼ全ての店をまわりましたがうなぎの産地、タレの味、値段、焼き上がりの時間、うなぎを使ったつまみまで、同じところはありません。家族経営の小さな店が多いこともあり、焼き上がりを待ちながら店の人との会話も楽しみです。
 浦和の20軒近くのうなぎ屋さんで構成する「浦和のうなぎを育てる会」では毎年5月の最終土曜日に市役所の駐車場で「浦和うなぎ祭り」を開催しています。
 会場ではうなぎ弁当の販売や子どものうなぎつかみどり競争などのイベントが行われ一日中にぎわいます。
 また、市内在住の漫画家、やなせたかしさんにお願いしたうなぎのマスコット「うなこちゃん」は石像となって浦和駅前で出迎えてくれます。
 このうなぎ祭りは最近では他のうなぎ有名産地である浜松市や三島市からも出店するなど、全国的なイベントに成長しつつあります(ひとぷんさん)

うなこちゃん像
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うなこちゃん像

 というようなことで、雰囲気は十分におわかりいただけると思う。

 ところで旧浦和市内のうなぎ屋さん30軒「全ての店を」回った「私たち」って誰ですか? うなぎ愛好会? うなぎを食べないと生きていけない人々の集団? 秘密結社?

 コナモンの話。てんこ盛り。


秩父のおっ切り込み
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秩父のおっ切り込み

MNo.16

 ほうとう・にぼと・おっ切り込み方面ですが、秩父では「おっ切り込み」です。小学校の給食でも出たくらい。近年、郷土の食を見直して学校給食に取り入れましょう、の流れ以前の話です。
 私の通っていた小学校では給食センターからの配送ではなく、学校に給食室があり、そこで近所のおばちゃんたちが作っていましたから。
 給食のおばちゃんが作るのは、母が作るものと比べて、幅は同じくらいなのですが、やや厚めで、私はこちらの方が好みだったのですが、なぜか母に受け入れてもらえませんでした。給食でおいしいと思ったものがあると、母に頼んで近所に住む給食のおばちゃんに作り方を聞いてもらって、家で再現してもらっていたんです。
 秩父の標準のおっ切り込みは醤油味、肉は豚肉、あとは長ネギ、大根、ニンジンといった根菜類、キノコ、油揚げなど、お好みで。
 味噌味には遭遇したことはないですけど、あくまで家庭の味なので、味噌で作っている家庭もあるかもしれません。知人の山梨県人は、味噌味でかつカボチャが入っていないとほうとうではない、と言い切っていました。
 それから、現在ではほとんど知る人も外で食べられるところもないようですが「小豆ぼうとう」擬似種が存在します。その名も「ねじ」。うどんやおっ切り込みの麺をゆでて、小豆を絡ませたものですが、私は過去に一度遭遇したのみ。
 かつて隣組の寄り合い(祭り、新盆見舞い、新年会、選挙の応援など)で料理を持ち寄ったり、一緒に作っていたころ、演歌歌手、冠二郎のお母様が私の母親に「こういうの好きだろ?」と言って、「ねじ」を作ってくれた、というものでした(中野区方南から引っ越した加藤さん)

秩父・定峰峠の鬼うどん
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秩父・定峰峠の鬼うどん

 秩父生まれの加藤さんからのメールは長大なものであるが、文字化けの部分をよけてコナモン関係を抜粋した。

 前段では「我が家ではよく母親が手打ちうどんを作ってくれました。小学校の家庭科の授業でも、手打ちうどんの実習がありました。うどんが打てないと嫁に行けないといわれた時代もあったようです」とあり、秩父は濃密なうどん地帯であることを示している。

 そのうどんはもちろん「かけ」ではなく「つけ麺」スタイルのものである。

 うどんに加えて、ほうとうも存在する。ほうとうというと山梨の印象が強いが、山梨と埼玉は地続きである。

 ここに登場した「小豆ほうとう」も山梨にある。類似の文化である。

小豆ほうとう(かるめさん提供)
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小豆ほうとう(かるめさん提供)

MNo.17

 「小豆ほうとう」は幅広のうどんをゆでて、お汁粉の汁で煮た料理です。かなりビックリな料理でしょう。秩父地方で送り盆の日に食します。
 私は群馬県高崎市にある特別養護老人ホームで働いています。管理栄養士さんが意欲的な人で、さまざまな取り組みをしています。その企画のひとつに「食の旅」があります。
 旅行に行けない入居者さんたちに各地の郷土料理を食べてもらって旅行気分になってもらおうというものです。その埼玉編でデザートに出されたのがこれでした。「ねじ」という名前になっていました。
 「うどんとあんこ」の取り合わせに仰天した私は家に帰って母に「今日の昼にこんなものが……」と話しました。母は平然と「ああ、小豆ぼうとね。送り盆に食べるんだよね」と申しました。
 母方の祖父母は秩父出身なので、群馬に住んでからも秩父の料理を作っていたようです。だから母には見慣れた物だったようです。味はお汁粉とあまり変わりません(かるめさん)

 秩父では送り盆のときに食べる小豆ほうとう、すなわち「ねじ」。これは覚えておきたいものである。

 島根、鳥取の雑煮がぜんざいであるように、古くから日本人は(宗教)行事のときに小豆を食べてきた。神仏との「共食」を意味するらしい。

 ここに登場する管理栄養士さんは優しい人である。旅ができない入居者にせめて食べ物で旅の気分を味わってほしいという心遣いがいい。食べBチームに入りませんか?

 お盆の食べ物も県内でまた違う。

川島のすったて
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川島のすったて

MNo.18

 お盆に手打ちうどんを作るのはもしかして、埼玉の風習なのでしょうか? 子どものころから、毎度毎度ビニールに包まれたうどんの生地を踏むお手伝いをしておりました。
 私は「すったて」の川島町出身なのですが、お盆のときは「すったて」ではなく、お醤油味のおつゆ(普通の麺つゆですね)と決まっておりました。理由は知らないのですが、少なくとも我が家のレシピでは「すったて」にタマネギ(昔はネギだったのかも)が入っていますので、精進料理の基本、三厭五葷のなかのネギに相当するタマネギを避けたということでしょうか。
 話は変わって大豆のことなのですが、実家では冬によく呉汁が出ておりました。味噌味で、すりつぶした大豆と油揚げ(豆だらけですね)、大根、ニンジンが入っていたような記憶があります。
 他県のお話では、呉汁は出てきていなかったような気がしますので(いけずな京女さま曰く)「豆の国」埼玉ならではの風習でしょうか。
 ちなみに私は、大豆のかけらがのどにからんで咳き込みそうになるので、非常に苦手でした。母曰く作る手間が非常にかかる(固い大豆をふやかして細かく擂り潰すのは大変)割には、家族の受けがよくないので作らなくなったそうです(かえるたろうさん)

川島の呉汁
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川島の呉汁

 「すったて」はゴマ、味噌、キュウリ、大葉、ミョウガをすったもの。水でのばして、うどんのつけ汁にする。夏の食べ物である。何かのイベントで食べたが、実にいいものであった。魚が入ると宮崎の「冷汁」になる。

 かえるたろうさんの家では、お盆もうどんはうどんなのだが、つけ汁が変わったということであろうか。タマネギ抜きの「すったて」でもよかったような気もするが、口出し無用である。

 「呉汁」は採れたての大豆が材料なので秋の食べ物である。水に浸した大豆をすって野菜や油揚げなどを入れて味噌味に調える。秋から冬にかけてのたんぱく源であった。

 どちらも中島町の郷土料理として関東ではちょっと有名。

 深谷では小豆ほうとうではなく「煮ぼうとう」。

深谷の煮ぼうとう
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深谷の煮ぼうとう

MNo.19

 深谷市というところは、渋澤栄一の出身地です。そしてかの渋澤栄一も食べたといわれる「煮ぼうと」という麺料理があります。
 何かイベントがあると必ず煮ぼうと同好会の有志(会長は私が行きつけの酒屋さん)が出店を出しています。
 それだけではなく、最近ではエヌ・ワン・グランプリなる大会まで開いて、去年で6回目になります。
 さっぱりした具沢山野菜たっぷりの煮込みうどん風です。山梨のほうとうに似ていますがあっさり醤油味で、かぼちゃが入らないので甘くないので男性にも人気です(小山さん)

本庄のつみっこも親戚
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本庄のつみっこも親戚

 「煮ぼうと」、すなわち「煮ぼうとう」。埼玉県から山梨県、そして群馬県にかけて幅広に打った小麦の麺を野菜などと煮る食文化が広がっている。

 「おきりこみ」「おっきりこみ」「ほうとう」「煮ぼうと」などと呼び方は様々だが、どれも麺に塩を加えず、打ったそのままを煮る。

 東北に行けば「はっと」「ひっつみ」といった親戚がいる。九州の「だご汁」も同族。

 食感はどちらかというと「べろべろ」。私の好みである。

山梨・大月ではおつけだんご
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山梨・大月ではおつけだんご

 誰かに強要されたらしく、遠く鹿児島から2通もメールをくださった方がいる。いやいや書いた割にはレベルが高いので次回紹介する。

 来週で埼玉県編は最終回。引き続き埼玉メールを待つ。

 埼玉の次は熊本県。久々の九州である。ご関係の方はいまから準備を。

 それではまた来週。

(特別編集委員 野瀬泰申)

 

★今週の番外編はもし水戸出身の男性ヒラ社員が埼玉銘菓の『五家宝』を食べたら(一芸)です。お時間あれば、こちらもどうぞ。



実食編(1) 「ごちゃき1.5玉」に平伏する

実食編(2) 巨食3兄弟がだんご4兄弟を食べまくり

実食編(3) We can フライ! 時空を超える行田のたび

実食編(4) 6Lとわらじ、どんだけデカいの?

埼玉県編(その1) いがまんじゅうは、いががですか〜

埼玉県編(その2) さぬきに負けるな! かてうどん

埼玉県編(その4) スタカレー、食べたことありまスタ?


 


●筆者(特別編集委員 野瀬泰申)へのお気軽メールはこちら(tabeb@nex.nikkei.co.jp

2012年2月3日

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