おかわり ナマハゲと石焼き料理としょっつる焼きそばの男鹿半島



多くの来場者でにぎわった
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多くの来場者でにぎわった

 7月21日(土)と22日(日)の2日間、秋田県男鹿市のOGAマリンパークで「ご当地グルメ大博覧会in海フェスタおが」が開催されました。

 会場には、食によるまちおこしに取り組む愛Bリーグ所属9団体と秋田県内のFOOD PROあきた〜秋田県「食」のネットワーク協議会〜に所属する7団体が出展、自慢のご当地グルメで今回のイベントと男鹿のまちを盛り上げました

 愛Bリーグから出展したのは、ホスト団体となる男鹿のやきそばを広める会(秋田県男鹿市)をはじめ、北東北を中心とした9団体。

寒風山をバックに舌鼓
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寒風山をバックに舌鼓

 十和田バラ焼きゼミナール(青森県十和田市)やきそばのまち黒石会(青森県黒石市)いわてまち焼きうどん連合歓隊(岩手県岩手町)横手やきそばサンライ'S(秋田県横手市)本荘ハムフライハム民の会(秋田県由利本荘市)大曲納豆汁旨めもの研究会(秋田県大仙市)石巻茶色い焼きそばアカデミー(宮城県石巻市)浪江焼麺太国(福島県浪江町)

 FOOD PROあきたから出展したのは、みたね産直隊(三種町)大潟村米粉の郷づくり推進協議会(南秋田郡大潟村)大曲カレー旨麺同好会(大仙市)秋田かやき協議会(秋田市)しあわせ巻き巻きよこまき。の会(横手市)横手黒毛和牛を食す会(横手市)美郷づくし研究会(美郷町)

暑さで秋田名物・ババヘラアイスが大人気
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暑さで秋田名物・ババヘラアイスが大人気

 梅雨が明けていない秋田県でしたが、2日とも陽射しが痛いほどの好天に恵まれ、2日目には早々に用意したご当地グルメがなくなってしまう団体が続出しました。

 観光地としても知られる男鹿半島です。イベント会場で食べてるだけじゃもったいない。僕も会場を抜け出して、あちこちスポットをめぐってきました。

 男鹿半島の観光を語る上で、外せないのはナマハゲです。秋田県を代表する民俗行事ですが、男鹿の真山がその発祥地の一つとされ、地元の人たちによって受け継がれています。

なまはげ館
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なまはげ館

「男鹿のナマハゲ」は1988年に国重要無形民俗文化財に指定されています。真山にはナマハゲに関する貴重な資料を展示するなまはげ館とナマハゲの実演が行われる男鹿真山伝承館があり、見学してきました。

 ナマハゲのお面は、男鹿市内各地でそれぞれ違っていて、なまはげ館では実際に使われていた150枚の様々なナマハゲ面をずらっと展示しています。男鹿真山伝承館は、男鹿地方ならではの曲家民家を再現した建物の中で、毎年大晦日に行われるそのままのナマハゲを実体験することができます。

シコを踏むナマハゲ
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シコを踏むナマハゲ

 まずは、その迫力に引き込まれました。なまはげが戸を叩く音は「さぁ始まるぞ」と分かっていても、一瞬びくっとするほどの大音量です。見学者の子どもたちからは一斉に泣き声が上がります。

 雄叫びとともに家中を探し回る様も迫力満点です。

 興味深いのは家の主人との会話です。なまはげというと子どもを泣かせるイメージが強いのですが、基本的には信仰の対象です。その威嚇で家の災難を追い払ってくれるのです。だから、呼びかけるときは「ナマハゲさん」とさん付けです。

男鹿名物の石焼き料理
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男鹿名物の石焼き料理

 家に上がってきた「ナマハゲさん」は酒肴でもてなしますし、帰る際にはみやげも用意されています。家の中を「悪い子はいねーが」と探し回る際に落とす蓑の稲わらはお守りになると言われています。

 地元の美味しいものも食べてきました。郷土料理として有名なのは、石焼き料理です。

 もともとは地元の漁師飯でした。獲れたての新鮮な魚介を切って桶に入れ、そこに海岸で取れた石を3時間ほど炭火で焼いて、真っ赤になったところで桶に投入します。石が蓄えた熱で、桶の中の材料は瞬時に煮えてしまうのです。

真っ赤に焼けた石
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真っ赤に焼けた石

 この日の魚は、地元特産の鯛。新鮮な鯛がたっぷりと入った桶に真っ赤に焼けた石が入れられると、桶の中の水は沸騰してまるではじけるかのよう。魚から出る灰汁が、まるであふれ出る溶岩のように桶の表面を覆います。いかに瞬間的に温度が上がっているかが実感できます。

 日本酒で溶いた味噌を入れて味を調え、ネギを加えたら、再び石を投入します。味噌の焼ける香りが何とも食欲をそそります。一気に高温で加熱するため、鯛の身の締まりも抜群で、鯛飯と一緒に食べれば、いくらでも食べられそうな美味しさでした。

入道崎からの眺め
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入道崎からの眺め

 料理に使う石は男鹿半島の景勝地である入道崎の希少な「金石(かないし)」。普通の石なら割れてしまうほどの高温でも、金属のように真っ赤に焼けることが名前の由来だとか。まさに男鹿ならではの料理です。

 他にも雄大な草原が広がる寒風山や怪獣の形をしたゴジラ岩、さらには今回のイベント期間中に、横手、黒石、浪江、石巻とともに晴れて「東北5大焼きそば」となった男鹿しょっつる焼きそばなど、観光資源は盛りだくさん。もちろん温泉もあります。

ゴジラ岩
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ゴジラ岩

 夏休みの旅行先がまだ決まっていない方、男鹿半島はいいところですよ。秋田までは1時間ですし、県南の横手・大曲と組み合わせたり、観光路線として名高いJR五能線の旅と組み合わせるにもちょうどいいところです。いちど遊びに行ってはいかがですか。

(デスク)

2013年7月26日

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