第186回 山梨県実食編 この緑、ほぼぶどう

特別編集委員 野瀬泰申


 お待たせいたしました。今回は山梨県実食編です。
 東京の隣県だけに、首都圏からは日帰りも可能な山梨県。険しい地形の半面、渓谷や山からの眺望、そして温泉にも恵まれています。もちろんご当地グルメも盛りだくさん。ぜひ、週末の家族旅行の参考にしてください。
 今週のおかわりは、デスク版山梨県実食編です
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山梨はいま桃の季節
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山梨はいま桃の季節

 2014年7月11日、天気予報では台風8号が関東地方を直撃することになっていた。「猛烈」とか「過去に経験したことがない」といった表現が繰り返され、もし直撃なら雨で道路が寸断され、電車も止まりそうな雰囲気だった。

「延期しようか」

 9日の夕方、沖縄方面に暴風が吹き荒れるニュース画面を見て、私はデスクに言った。

「実は個人的に出張を動かせない理由がありまして」とデスク。

「それならもう1日様子を見よう」

 そんな会話があったのに、当日になってみると台風はどこ行っちゃったのというような晴れ間が広がり、真夏の陽気になったのだった。

台風一過の甲府盆地
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台風一過の甲府盆地

 今回もデスクとは別行動。私はJRの中央線沿線を担当し、デスクはそれ以外の不便なところを担当した。

 11日午前9時半に東京西郊の自宅を出発、八王子に向かった。八王子に着いて改札の電光掲示板を見上げる。

 最初の目的地は上野原市なのだが、中央線の普通電車は手前の高尾行きしかない。ずっと高尾行きばかりなのである。

 駅員さんに聞いた。

高尾駅で乗り換え
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高尾駅で乗り換え

「上野原に行きたいんですが、どうすればいいんですか?」
「高尾まで行って、えーと、この時間なら小淵沢行きがありますので、それに乗ってください」

 そうなのか。八王子からは甲府や松本行きの特急が頻繁に出ているが、普通電車は高尾が始発なのか。

 事前に調べればわかることではあるが、実食の旅の場合、私は調べないのである。行き当たりばったりが好き。

 そんなわけで10分ほど待って高尾行きに乗る。高尾まではすぐなのだが、小淵沢行きの電車はなかなか発車しない。

上野原駅、ホームはこの下にある
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上野原駅、ホームはこの下にある

 高尾で時刻表を見て初めて知った。昼間の中央線各駅停車は1時間に2本程度しかない。いきなりローカル線の旅になってしまった。

 ようやく電車が動き出した。相模湖ってこんなところにあったのね。東京と山梨県の間に神奈川県相模原市が割り込んでいたのね。

 地図を見てもわいてこない納得感がある。ローカル線の旅のいいところである。

 電車はやがて上野原駅に着いた。ホームから桂川の水面(みなも)が見える。これがやがて相模川になる。

上野原駅から桂川が見える
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上野原駅から桂川が見える

 帝京科学大学の上野原キャンパスがあるせいだろうか。ホームでは若い男女のグループが電車を待ちながら何やらしゃべっている。それを横目に見つつ、改札を出た。

 上野原で降りたのは市内の棡原(ゆずりはら)地区と西原地区で食べられてきた「せいだのたまじ」を体験するためである。

 本編にもあったように代官の中井清太夫が、このかいわいで救荒作物としてジャガイモの栽培を勧め、その結果、何度も飢饉(ききん)を乗り切ったという史実がある。

棡原の集落
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棡原の集落

「せいだ」は清太夫であり「たまじ」は捨ててもいいような小さなジャガイモのこと。人々は小さなジャガイモを美味しく食べるために味噌で煮た。そして代官清太夫への感謝を忘れずにきたのである。

 ただし家庭料理なので飲食店のメニューにはない。常時食べられるのは棡原の「ふるさと長寿館」ともう1カ所だけ。そこで長寿館に向かうことにして、駅の売店の女性に尋ねた。

「長寿館へはバスで行くしかないんですよね」

きびめし これも上野原の郷土料理
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きびめし これも上野原の郷土料理

「バスは1時間に1本もないかもしれないけれど、タクシーだとすごい料金がかかるからバスにしなさい」

 きっぱりと教えてくれたのだった。そこでバスに乗るべく改札を出て、バスの時刻表を見る。あちゃー、1時間に1本どころか1日に何本の世界ではないか。

 駅前、といっても店や民家があるわけでない。崖下の車だまりのような空間に止まっていたタクシーに乗った。

 駅前から坂を上ると国道20号、つまり甲州街道に出た。国道沿いに商店が並び、町の中心部になっている。お江戸日本橋と下諏訪を結ぶ53里余(208.5キロ)の旧甲州街道を西に向かうと、甲斐国に入って最初の宿場が上野原であった。

上野原には芋大明神がある
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上野原には芋大明神がある

 運転手さんは昭和15年生まれの地元の人で、道々教えてくれた。

「昔は炭焼き。それから織物。いまはプラスチックの工場なんかあるよ。織物が盛んだったころは市が立って、旦那衆が飲むような店もあったんだけどね」

「織物」とは上野原を含む郡内(都留郡の総称)で生産された郡内絹のこと。長らく養蚕と機織りが人々の生活を支えた。元禄期に越後屋(いまの三越)や白木屋でも郡内絹を扱っており、江戸の庶民に愛された。

 棡原はかつて日本有数の長寿村として知られ「ふるさと長寿館」はそれに由来する。

物産販売所で売っていた大小のジャガイモ
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物産販売所で売っていた大小のジャガイモ

 タクシーは信号のない山間の道をひた走る。いまでこそ立派な道ができているが、その昔は街道からも遠く離れた山あいの村であった。わずかな畑で取れたものを大事に食べ、山や畑で働いた。今風に言うと粗食と運動が長寿を支えたのであろうか。

 やがてタクシーは棡原の集落の中にある長寿館に着いた。JAが経営する施設で物産販売所と観光案内所、食堂を備えている。

 食堂は観光客向けであると同時に地元の昼食需要にもこたえている。私が行ったとき、何組かが昼ご飯を食べていた。

 私は室内に掲げられたメニュー写真の「たまじ」を見つめていた。そこに女性が盆を手に厨房から現れた。

せいだのたまじ
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せいだのたまじ

「これがせいだのたまじですか?」
「はい。たまじです」
「1人前何個ですか?」
8個くらいですね
「うーん、ちょっと多いかな」
「半分もできますよ」
「それでお願いします」
「たまじだけでいいんですか?」
「これを食べるだけのために東京から来たんです」
「あらー」

サービスの2品
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サービスの2品

 やがて、たまじが登場した。8個の半分なら4個だろうが1個おまけで5個入っている。しかもメニューにはない漬け物のおまけまで。

 写真を撮って箸を伸ばす。味噌味であるが少し甘い。私はジャガイモ好きなのでとっても美味い。

 タクシーの運転手さんが言っていた。

「以前は特別養護老人ホームの運転手をしていました。お年寄りを迎えに行くと『たまじ作ったから食っていけ』って、ずいぶん勧められたものです。家それぞれで味が違っていて、甘いのがあったり辛いのがあったりです」

長寿ではあるが…
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長寿ではあるが…

 この店のものは甘い部類である。といっておやつに食べるのではなく、あくまでご飯のおかずであった。

 食べている途中で切り干し大根の煮物が出てきた。

「よかったらどうぞ」

 サービスである。「東京から」という言葉が効いたのであろうか。

 立派な昼食になって勘定は160円であった。ありがてえ。

 食べ終わったらさしあたってやることがない。外に出てみたが、急な坂が続いて車でないと移動は無理である。しかも炎天下。じっとしていても汗が噴き出す。

 館内をうろうろしていたらこんな表が張ってあった。

勝沼ぶどう郷駅
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勝沼ぶどう郷駅

「棡原地区人口集計表」

 一目瞭然である。地区の40%が65歳以上の高齢者。そして5人に1人が75歳以上。間違いなく長寿ではあるが、昔と違って人口ピラミッドは逆三角形かそれに近い形をしているのではないか。

 つまり超高齢社会。日本の未来図なのである。

 さて次の目的地に向かおう。タクシーを呼んで上野原駅へ。13時26分発の電車で勝沼ぶどう郷駅に向かう。

この丘が「ぶどうの丘」
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この丘が「ぶどうの丘」

 電車はトンネルを抜けたかと思うとまたトンネルに入る。山間の川沿いのルートを懸命に掘り進んで鉄路が開かれたことがわかる。特急に乗っていては気がつきにくい。これもまた各駅停車の旅の良さ。40分ほどで勝沼ぶどう郷に到着した。

 ホームの目の前からぶどう畑が広がっている。まさにぶどうの郷である。

 行こうとしているのは「ぶどうの丘」という施設。駅から眼下の住宅街をまたいで目の前に小高い丘が見えるのだが、道は真っすぐではなく遠く迂回する。道は燃える太陽にあぶられて白く光っている。若いころならてくてく歩いただろう。しかし私もあと2年余りで高齢者に仲間入りする。無理は禁物。タクシーの出番である。

辺りは一面のぶどう畑
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辺りは一面のぶどう畑

 ワンメーターでぶどうの丘に着いた。山梨のワインが所狭しと並び、地下の貯蔵庫では試飲もできる。ホテルもあってなかなかの人気という。

 視界が開けたところに行って写真を撮る。見渡す限りぶどう畑である。この緑、ほぼぶどう

 それにしても暑い。拭っても拭っても汗が流れる。こんなとき、風呂に入ったらどんなに気持ちいいだろう

 あれー、あるじゃん、風呂。しかも天然温泉。

ありました!「天空の湯」
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ありました!「天空の湯」

 事前に調べていたわけではない。ホテルがあることは知っていたが、温泉があることは知らなかった。ホントですよ。

「天空の湯」

 610円である。いつものようにタオルが2枚、リュックに入っている。急に元気が出て、温泉施設のドアを開けた。

 金曜の午後。しかもぶどうの季節ではない。風呂は空いていた。ぬるめの湯である。ゆっくり浸かる。壁に菅笠がかけてある。

ワイン飲み比べセット
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ワイン飲み比べセット

 露天風呂に入るとき、日差しがまぶしい方は菅笠をかぶってくださいということらしい。

 露天風呂に行ってみた。はるか向こうの山々まで見晴らせる。ぶどうの葉の緑が美しい。そして確かに直射日光が目に痛い。なるほど菅笠がいるかも。

 汗を流してさっぱりし、外に出た。大きな木の下のベンチに座ると、丘を吹き抜ける風が肌をなでる。いいなあ。

 ホテルの脇を通って物販コーナーへ。ここで山梨産の1升瓶ワインや白ワイン、ぶどうジュースなどを買い、宅配便で家に送った。あした帰ったころには着いているはずである。

優秀なる「4種オードブル盛り合わせ」
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優秀なる「4種オードブル盛り合わせ」

 それからランチタイム終了間際のレストランへ。

 4種オードブルの盛り合わせと「甲州飲み比べ3種セット」を注文する。後者はメニューにあるワインリストの中から好きな3種類を1140円で飲めるというもの。白2種、赤1種を選んだ。

 手の込んだオードブルをつまみながらワインをちびりちびり。目の前の風景が味わいを添える。いいねえ。湯上がりだし、ほんとにいいねえ。2000円ちょっとのぜいたくである。

 4時に食べ終わったのだが、勝沼ぶどう郷発甲府行きの電車まで40分もある。なんとか時間をつぶして電車に乗った。甲府に着いたのは5時8分。

「力」の甲府とりもつ煮
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「力」の甲府とりもつ煮

 6時に甲府鳥もつ煮でみなさまの縁をとりもつ隊の皆さんと会うことになっているので、急いでホテルにチェックインした。

 さて集合時間である。場所は甲府駅前のとんかつの店「力」。甲府鳥もつ煮発祥の店であり、私は何度も来ている。

 そこで鳥もつ煮やヒレカツなどをつまみながら生ビールである。私は普段、ビールを飲まない。愛Bリーグの特別協賛企業、アサヒビールの皆さんにも内緒にしている。

ぶうちゅーハイボール
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ぶうちゅーハイボール

 しかし、この日ばかりは違った。

 迷わずビールであった。体が欲していた。そして、本日の甲府の最高気温が36度を超えていたことを知らされた。猛暑日の中を取材していたのであった。ビールが美味いはずである

 さて顔ぶれがそろったところで出発である。「ぶうちゅー」を狙う。ところが目当ての店は臨時休業。

 次の店には「ぶうちゅーハイボール」はあったが、ぶうちゅーその物はない。まあいいかとハイボールを飲む。

甲州の地酒「七賢」
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甲州の地酒「七賢」

 それから日本酒になったり別のものになったり、焼き鳥を食べたり鶏皮の炒めを食べたり。考えてみると甲府ならではの食べ物ではなく、とりもつ隊のドバリンの好みの店ばかりであった。

 ドバリーン。

 そんな訳で写真の1枚も撮らないうちに夜が更けていった。写真はデスクに任せたからまあいいや。

 そのうち昼間の疲れが出てきた。酔いも回る。次第に自分が何をしに甲府まで来たのか判然としなくなった。

横丁にあるカウンターの店
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横丁にあるカウンターの店

 最初の店が「力」。2軒目は名前を忘れた。カウンターだけの店にも行ったよね。鶏肉料理専門店にも行ったよね。夜の盛り場を店から店へ。あれは間違いなく怒とうの進撃だった。

 大月市おつけだんごの会の山口さんの姿もあった。

「大月には書店がないので、甲府に来るときは早めに着いて本屋に行くんですよ」

「確かに大月で本屋を見かけませんでしたね」

 山口さんとそんな話をした記憶はある。

 最後は吉田うどんの店であった。だがもういかん。こんな時間にうどんは食えん。体力がもたん。

魅惑の横丁 もちろん共同トイレ
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魅惑の横丁 もちろん共同トイレ

 皆さんと別れ、隊員の1人に介助されながらホテルに戻って寝た。

 ひたすら楽しかったのだが、結局、その夜の印象は以下のような言葉で総括するしかない。

 ナニガナーンダッカ ワッカラナイノヨー

 はい皆さんも、てきとーに節をつけてどうぞ。

 ナニガナーンダッカ ワッカラナイノヨー

 翌朝、快適な朝を迎えた。ホテルの大浴場という名の中浴場でさっぱりし、しっかりと朝ご飯をいただいた。本日は大月でおつけだんごを食べれば終了である。

鶏皮炒め
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鶏皮炒め

 午後2時に拙宅で遠来の客を迎える予定があるが、余裕で帰宅できる。甲府の街にできた新しい建物を眺めたり、桃を買ったりして駅に向かった。電光掲示板を見るとあと数分で新宿行きの特急が出るところだった。

 最近はICカードでどこの電車にも乗れるので切符を買う必要がない。特急券は車内で求めればいい。自動改札にカードをタッチして速足でホームに向かった。自由席に座ると同時に発車のベル。切符を買っていたら間に合わなかったかもしれない、というタイミングであった。

 電車がスピードを上げる。車内アナウンスが始まった。

やたらに鶏を食べたような記憶が…
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やたらに鶏を食べたような記憶が…

「次は八王子に止まります」

 八王子ね。はちおーじー?

 石和温泉パス? 塩山市パス? 大月パス? パスかよー。

 飛び降りるわけにもいかず、お願いして大月で降ろしてもらうわけにもいかない。

 甲府から八王子までノンストップの特急があるなんて知らなかったよ。

うどんの前にチキンライスも食べた記憶が…
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うどんの前にチキンライスも食べた記憶が…

 八王子まで約1時間。途中、大月の駅を通過するとき、心の中で謝った。

「山口さん、ごめん」

 翌日、つまり日曜日に目覚めて考えた。これから大月に行って、おつけだんごを食べないと大月市民に嫌われてしまうのではないか。行こうか。でも本日は午後から用事がある。どうしよう。

 そのとき、前夜の薄れた記憶の中から、デスクの声がよみがえった。

食べたはずなのに、味の記憶がない…(デスク)
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食べたはずなのに、味の記憶がない…(デスク)

「せっかく山梨に来たので、ボクはもう1泊します」

 おお、そうじゃった。その手があった

 デスクに電話した。

「まだ山梨?」
「はい、山の方に来ています」
「帰りに大月に寄れる?」
「……なんとか」
「おつけだんごを私の代わりに食べてくれ」
「……なんとかします」

 なんとかなったのであろうか。

 デスク、続きを頼む。

 おっとその前に、次回から沖縄県編。ご関係の方はメールをよろしく。


デスク版実食編「甲州路、端から端まで食べまくり」に続く

*映像はflashビデオです。一部機種では再生できないことがあります。ご容赦ください。


(特別編集委員 野瀬泰申)



★今週のおかわりは甲州路、端から端まで食べまくり(デスク版山梨県実食編)です。ぜひお読みください。

山梨県編(その1) 「ぶうちゅう」で乾杯!

山梨県編(その2) 赤飯が甘くてなぜ悪い

山梨県編(その3) 馬が鳥もつ2つの県

山梨県編(その4) 富士山はジャガとヒジキで山開き


 


●筆者(特別編集委員 野瀬泰申)へのお気軽メールはこちら(tabeb@nex.nikkei.co.jp

2014年7月25日

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