番外編 姫路のまちからこんにちは ネットライブ「食べBアワー」(一芸)


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 B−1グランプリ初日の12日、食べBチームが姫路の商店街でインターネットライブ中継「食べBアワー」を行いました。ご覧いただいた皆様、足を運んでいただいた皆様、どうもありがとうございました。

 この企画、うちあわせ中にデスクが「会場からリアルタイムの情報発信とかやりたいなあ」とつぶやいたのがきっかけでした。じゃあ姫路からネット中継なんてどうだ、そりゃあ面白そうだ、と無責任に話が進んだのが開幕の2週間ほど前ですから、いかにこのチームが行き当たりばったりで仕事をしているかよく分かるというもの。

「はりま☆まちづくりストリーム」のスタジオとなった七福座(姫路市西二階町商店街)
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「はりま☆まちづくりストリーム」のスタジオとなった七福座(姫路市西二階町商店街)

 そこでB−1会場近くで拠点にできるところはないか探し始めましたが、こんな直前に都合よく見つかるわけがありません。弱った自分は食べB兵庫県編で多くの情報を投稿いただいた、姫路の「にゃお平」さんに相談してみました。すると兵庫県内の地域活動グループが集まり、B−1期間中に商店街活性化を目的としたネットライブ中継を準備しているとのこと。「その中でやってもろてもええで」とありがたいご提案をいただき、渡りに船とばかり仲間に加えていただくことになったのです。

 そのネットライブ「はりま☆まちづくりストリーム」の会場は、姫路市内の「西二階町商店街」にある「七福座」。明治時代にこの名前の演芸場があったそうですが、現在の七福座は2009年、空き店舗で誕生したもの。市民が集う多目的スペースとして活躍しており、毎月寄席も開かれています。

ボランティア放送だが機材とシステム構成は本格的
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ボランティア放送だが機材とシステム構成は本格的

 前日、七福座に入ると無数のパソコンとビデオカメラ、何をするのかよくわからないIT機器が所狭しと並び、ケーブル類が密林のように這い回っておりました。聞けば複数の場所から多地点中継し、さらに県内に多数配置しているデジタルサイネージにも流す、とのこと。これほど本格的なものだとは知らなかった自分は回れ右して東京に逃げ帰ろうとしましたが時すでにお寿司。気付いたときには放送が始まっておりました。

 最初の「食べBアワー」は11時30分から。にゃお平さんと、以前食べBでもご紹介した佐用町で「ホルモン焼きうどん」のまちおこしを支えている千種和英さんの軽妙な司会からバトンタッチされ、いきなりしどろもどろに不安なスタートを切りました。

 

第1部「B−1グランプリの正しい味わい方」

第一部のゲスト、愛Bリーグの豆津橋渡さん(右)

第一部のゲスト、愛Bリーグの豆津橋渡さん(右)

 この部のゲストはB−1グランプリを主催する「B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(愛Bリーグ)」の副会長、豆津橋渡さん。食べBにも何度となく貴重な情報を投稿いただいています。

 豆津橋さんと共にB−1グランプリの真のねらいをおさらい。参加しているのは各地の料理店ではなくまちおこし団体であること、だから料理が主役のグルメイベントではないこと、普段地元で食べている料理をそのまま出すのがルールであることなどを分かりやすく解説いただきます。そういえば野瀬特別編集委員から似たような話を聞いたような気もするのですが、いつも聞き流していたので初めてよく理解できました。

野瀬 馬耳東風というか、馬食とうふルートというか。

 豆津橋さんが「B級ご当地グルメの『B』は、A級より下というBではなく、その地域の基本的な文化に根ざしているという意味で『ベーシック』のBだと考えてはどうか」と提案すると、大きくうなずく声がネットを通して世界中から聞こえたような気がしました。これ、「食べB」でも使わせてもらうことにします。

 

第2部「列島あちこち 食べるぞ!β(ベータ)級グルメ」

第二部のデスク、一芸、アミー隊員の似てない似顔絵

第二部のデスク、一芸、アミー隊員の似てない似顔絵

 考えなしの「食べBアワー」の中でも、最も無計画だったのがこの時間。デスクと私が、今後メジャーになりそうな、あるいはメジャーになってほしい、個人的に注目のご当地グルメ情報をそれぞれ出し合うという、いい加減な企画です。「内容以上に、この2人では見た目が残念」との苦情を減らすため、アミー隊員の似顔絵も用意しました。

アミー隊員 似てないじゃない!

一芸 似てるわけないっすよ。本人を知らないイラストレーターに写真も見せず書いてもらったんですから。「なんかこう、パンな女。お菓子がなければパンを食べればいいのに、みたいな」とかなんとか話して。

 ちなみにデスクは「きんぴらうどん(群馬、埼玉)」「春菊天そば(東京)」「三里塚のジンギスカン(千葉)」、一芸は「牛骨ラーメン(鳥取)」「いわきのジャンボメニュー(福島)」「そぼろ納豆(茨城)」を紹介しました。ネタは他にもあったのですが、くだらないことをしゃべりすぎて時間切れ。見ていた方はともかく、話している本人たちは実に楽しかったので、どこかでこっそり続きをやるかも。

 

第3部「食べBにモノ申す! 同人座談会」

にぎやかに進んだ第三部

にぎやかに進んだ第三部

 食べB読者のみなさんにご出演いただき、デスクと楽しく語らおうというこの企画。もし誰も来てくれなければ、デスクが30分間モノローグというデンジャラスゾーンです。

 しかしおかげさまで「エルパパ」さん、「松山の坂本」さん、「そら♪」さん、「DO・塩竈」さんと、同人(投稿者)のみなさんにご参加いただきほっとひと息。途中から愛Bリーグ副会長としてではなく、同人のひとりとして豆津橋さんも参戦、30分では収まらないほどの大盛り上がりでした。また、スタジオには他にも多くの皆さんが駆けつけてくれたこと、デスクともども感謝申し上げます。

デスク 途中、ネタにつまったときも投稿者のみなさんに助け舟を出していただきました。改めて読者の方々に支えられているのだと実感しています。

 エルパパさんからは「(前身の『食べ者新日本奇行』と異なり)『食べB』は県ごとの構成なので、自分の住んでいない地域の話題には参加しにくい面もある」という意見も。今後の課題とさせていただきます。

 

第4部「熱々教室・これからの『コナモン』の話をしよう」

熊谷真菜さんを迎えての第4部

熊谷真菜さんを迎えての第4部

 ここでついに野瀬特編が登場。そして食べB兵庫県実食編でもお世話になった、宇宙でただ1人のタコヤキスト、日本コナモン協会の会長である熊谷真菜さんにゲストとしてご出演いただきました。野瀬とコナモントークをしてください、という大雑把な依頼を快諾いただいた熊谷さん、ありがとうございます。

 コナモンがなぜ人を引き付けるのかたずねると「やっぱり愛らしいんじゃないかな。コメは日本の食を支える主食だけれど、コナモンは自分で形や味を決められる楽しさがある。国立民族学博物館名誉教授の石毛直道先生は『楽しみの食』と表現されています」との答え。その石毛先生もスタジオでこのトークを見守ってくださいました。

 このコメントを受けて野瀬が「そうですね。どんぶり飯を食べながら酒は飲めないけど、焼きそばを食べながら酒は飲めますもんね」と間違った方向で納得。しかしそれにツッコミを入れる残り時間はありませんでした。

◇     ◇

兵庫県以外の地域振興関係者も出演。富士宮市からは副市長も参加した
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兵庫県以外の地域振興関係者も出演。富士宮市からは副市長も参加した

 食べBアワーは上記の4枠のみでしたが、「はりま☆まちづくりストリーム」はそれ以外の時間、そして13日も放送を続け、兵庫県内を始め多くのまちおこし・地域づくり関係者が出演しました。兵庫は地域活動がとてもさかんなところで、その土壌があったからこそ今回の大がかりなネットライブ中継が可能となったのです。

 誰でも簡単にハイビジョン画質の映像を撮影できるようになり、動画の共有やライブ中継のネットサービスも充実してきたことで、各地にこうした新しい地域メディアづくりが広がってきました。

 B−1グランプリに参加するまちおこし団体は、ご当地グルメをコンテンツとして全国に発信し、地域の活性化につなげようとしています。一方で、こうした地域発の新しいメディアは、自分たちがコンテンツとなって地域社会に元気をもたらそうとしています。アプローチは違えど、目指すものは同じ。いつかは地域メディアが一堂に会してコンテンツの魅力を競い合う、B−1グランプリのような場ができるかもしれません。

デスク メディアの大会だから、M−1グランプリかな?

一芸 あー、それいろんなところに怒られそうだから別の名前を考えましょう。



最後に「食べBアワー」の様子を少しだけ公開!

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