番外編 らっきょうの花を食べる 鳥取県“美級”ご当地グルメ(アミー隊員)


らっきょうの花
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らっきょうの花

 食べBチームが姫路のB-1に行っている間(B-1についてはこちら)、東京で「食のみやこ鳥取 うまいものコレクション2011」にお邪魔してきました。鳥取県の食材を首都圏でPRするのが目的のため、生産者の方によるプレゼンテーションから始まり、「こんな使い方もある」というAW kitchenのオーナーシェフ渡邉明氏によるオリジナル料理のフルコースまで盛りだくさんの内容でした。平井伸治鳥取県知事もトップセールスで鳥取の食の魅力をアピールしていました。

 11月30日まで鳥取県の食材を使った料理が食べられる「食のみやこ鳥取フェア」を首都圏のレストラン9店舗で行っているそうです(詳細は鳥取県庁のHPへ:http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=174379)。12月には秋田県とハタハタでのコラボイベントもあるそうです。

“ベニズワイガニ”のビスクスープ カプチーノ仕立て(境港 ベニズワイガニ)
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“ベニズワイガニ”のビスクスープ カプチーノ仕立て(境港 ベニズワイガニ)

 まずは知ってもらうのが第一歩と考えると、都内のレストランで鳥取の食材に出合える機会があるのはうれしいですね。また新しい料理の提案では、食べBに登場した食材を使ったものもあり、「おー、あれがこんな料理に?」という驚きがありました。

 さて、フルコースですが、まずはスープから。カプチーノ仕立てというだけに、上はアワアワ、下にカニのシャリシャリした感じが残っていて不思議なスープでした。カニと言えば食べBで登場したのは「アベ鳥取堂のカニ寿司」でした。「第9回 鳥取県(最終回)」では、(MNo.37 鳥取県出身 やまねこさん)から地元では「親ガニというメスのカニを使った味噌汁が家庭では登場しました。松葉ガニより小さくて身が少ないのですが、味噌汁にするとカニのエキスが染み出していて、とっても濃厚でおいしいです。わたしはカニ鍋よりこの味噌汁のほうが今では好きです」いう情報がありましたね。

鳥取県の長いも“ねばりっこ”のパンケーキ アカガレイのブランダード(鳥取オリジナルの長いも品種 ねばりっこ、岩美町網代産アカガレイ)
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鳥取県の長いも“ねばりっこ”のパンケーキ アカガレイのブランダード(鳥取オリジナルの長いも品種 ねばりっこ、岩美町網代産アカガレイ)

 次に登場した「AMUSE」に使われていたのが「ねばりっこ」です。

 「第10回 鳥取県(最終回)」で、(MNo.31 道の駅北条公園の長光さん)から「『ねばりっこ』は当道の駅にて人気度ナンバー1の食品で他県では生産されていない純粋な鳥取県の特産です」という投稿をいただいておりました。そのときに野瀬特編が「ステーキにしてもよさそうである」と書いていましたが、今回はパンケーキとして登場しました。パンケーキといってもかなりしっかりした感じだったので、ステーキにしても十分OKな感じでしたね。

 「CHILLED PASTA」で、らっきょうが登場です。メニューが書かれた紙も「らっきょう形」でしたが、やはり「砂丘らっきょう」は外せないでしょう。 「第9回 鳥取県(その3)」で、(MNo.23 いけずな京女さん)から「鳥取砂丘が育む白い宝石・砂丘らっきょうは、大粒ながら身が締まって味・香りに大変優れております」という熱弁とともに、「らっきょうの生産者さんに教わった食べ方で1番お気に入り」という「らっきょうサンド」の写真が届いていました。

「砂丘らっきょう」と富有柿とワラサの冷製スパゲッティーニ(鳥取いなば農協 砂丘らっきょう漬 鳥取西部農協 富有柿 境港 ワラサ)
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「砂丘らっきょう」と富有柿とワラサの冷製スパゲッティーニ(鳥取いなば農協 砂丘らっきょう漬 鳥取西部農協 富有柿 境港 ワラサ)

 らっきょうはピクルス感覚で使ったり、刻んでドレッシングに入れたりと、いろいろな使い方があるとのことでしたが、今回は富有柿とワラサとパスタのコラボです。薄くスライスした柿が絵のようですね。周りに散りばめられた紫の花はらっきょうの花なんですよ。ご存知だったでしょうか? こんな可憐な花だったとは。食べてみれば、なんとなく、らっきょうな感じでした。花の季節の畑は紫のじゅうたんだそうです。

 「PASTA」には 「第16回 鳥取県実食編」で「魚のコロッケ」「あごカツ」を食べるために訪れた琴浦町のミニトマトが使われていました。ミニトマトを使ったトマトケチャップは「赤いビーナス」という名前で販売されているそうです。

 メーンは肉の“饗宴”です。鳥取では肉の脂肪の質に着目した、新しい和牛の基準を作っているそうですが、今回使われた「鳥取和牛オレイン55」はオレイン酸含有量率55%以上というもの。オリーブオイルの主成分でもあるオレイン酸を豊富に含んでいるそうです。牛と言えば、牛骨のスープを使った「牛骨ラーメン」がありました。「第16回 鳥取県実食編」では鳥取牛骨ラーメン応麺団の米田団長にもご登場いただきました。また鳥取は広島、兵庫とともに、牛肉料理によるまちおこし連携プロジェクト「県境なき牛団(うしだん)」を行っていますね。

琴浦町の“ミニトマト”と“ベニズワイガニ”のカルトッチョ ラディアットリ(琴浦町産 ミニトマト)
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琴浦町の“ミニトマト”と“ベニズワイガニ”のカルトッチョ ラディアットリ(琴浦町産 ミニトマト)

鳥取地どりピヨのハーブプロシェット&鳥取和牛オレイン55のクアトロエピセペッパーステーキ(日南はたけしめじ、米子市産白ネギ、ニンジン)
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鳥取地どりピヨのハーブプロシェット&鳥取和牛オレイン55のクアトロエピセペッパーステーキ(日南はたけしめじ、米子市産白ネギ、ニンジン)

 

 白ネギは、「第10回 鳥取県(最終回)」で(MNo.34 Hikkiさん)から「米子はいま、弓ヶ浜半島で栽培されている白ネギを使ったまちおこしをしており、皆生温泉では白ネギをアレンジした料理が各種いただけるとか」という情報が届いていました。米子市には白ネギをモチーフにした「ヨネギーズ」というキャラクターもありますね。

大山町の和梨「王秋」のミルフィーユ(鳥取西部農協 大山果実部)
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大山町の和梨「王秋」のミルフィーユ(鳥取西部農協 大山果実部)

 最後は別バラのデザートです。メニューに「ミルフィーユ」とあるのを見て、刻んだ梨が挟まれているのかなと思ったのですが、梨は挟まれているのではなく、挟んでいる方でした。梨のチップスも添えられ、意外な一品でした。

 「第7回 鳥取県(その1)」に登場した 鳥取カレー研究所がつくった「鳥取カレーの素」には鳥取県の名産、梨、らっきょう、カニの旨味を生かしているのが特徴でしたが、この日のメニューも梨、らっきょう、カニを堪能できるものでした。

 また、ワラサやアカガレイなどの魚が使われていましたが、 「第16回 鳥取県実食編」では鳥取県の魚の豊富さも話題になっていました。

 飲み物に「自家製生姜エール」がありましたが、 「第16回 鳥取県実食編」で、防空壕跡を利用して生姜を栽培している場所へお邪魔していましたね。鳥取の食をいただきながら、鳥取県編から既に1年以上経っていることに驚愕しつつ、鳥取の食の奥深さを改めて感じたのでした。

ニンジン「ベータグロリア」の生搾りジュース
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ニンジン「ベータグロリア」の生搾りジュース

梨のスパークリングワイン(鳥取県産二十世紀梨)
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梨のスパークリングワイン(鳥取県産二十世紀梨)

自家製生姜エール
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自家製生姜エール

とっとり紅茶
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とっとり紅茶

「鳥取和牛オレイン55」のプレゼン
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「鳥取和牛オレイン55」のプレゼン

「砂丘らっきょう」のプレゼン
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「砂丘らっきょう」のプレゼン

王秋(梨)のプレゼン
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王秋(梨)のプレゼン


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 11月25日からは山口県編がスタートします。山口県の食に関する情報をお待ちしております(詳細はこちらからどうぞ。PDF版)。





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