第197回 愛知県ご当地グルメ(その1) カレーうどんだぎゃー

特別編集委員 野瀬泰申


愛知県

 お待たせいたしました、いよいよ愛知県編のスタートです。2010年に青森県編で食べBがスタートして以来初の「東阪名3大都市圏」登場です。
「なごやめし」という言葉もあるように、愛知県の食は実に個性的。名古屋のある尾張に限らず、西三河、東三河にもそれぞれ独自の食文化があり、今回も盛り上がりそうです。
 今週のおかわりは、10月8日に銀座に移転してリニューアルオープンした石川県のアンテナショップ「いしかわ百万石物語江戸本店」を、デスクがご紹介します
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(「食べB」へ初めて訪れた方は「食べB入門編」をご覧下さい記事の県別一覧はこちら食についてのメール投稿先はこちら

天皇賞を観戦
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天皇賞を観戦

 11月2日、私は府中市の東京競馬場にいた。なんとあの天皇賞の観戦である。愛Bリーグが中央競馬会とある事業でコラボしており、その関係で招待された人にくっついて行ったのだった。

 競馬はデスク時代、エッセーを連載してもらっていた人に誘われて1度だけ行ったことがあるが、それ以来絶えていた。今回が生涯2度目の競馬体験であった。

 さすが天皇賞。航空自衛隊中央音楽隊のファンファーレが鳴ると、満員の観覧席から地鳴りのような歓声が轟き渡り、一種異様な興奮に包まれた。

食奇行時代に名古屋で食べた伝説のラーメン
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食奇行時代に名古屋で食べた伝説のラーメン

 私は競馬新聞の読み方がわからないので、予想表に並ぶ番号を参考に少額の馬券を買ってみた。そしたら当たった。わーい当たったよー。

 ということで居酒屋1回分の臨時収入が非課税で手に入ったのである。

 さて今週から愛知県編に突入する。「なごやめし」は雑誌やテレビの企画の常連で「まだ他にあるの?」という声が聞こえそうだが、そこは我が同人・読者である。続々と力作が送られてきている。

 まずは概観の意味でこのメール。

あんかけスパゲティ
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あんかけスパゲティ

MNo.01

「なごやめし」を50音で並べると最初に来るのが「あんかけスパゲティ」ですね。「スパゲティ」は「スパゲッティ」だったり、「スパ」だったりします。略して「あんスパ」と呼ぶこともあります。「あんこ」みたいにも聞こえますが。
 発祥はかなりはっきりしています。1960年代に「スパゲッティハウス ヨコイ」の初代が共同経営していた「スパゲッティハウス そーれ」で生み出し「あんかけスパゲッティ」という言葉は1980年代に「からめ亭」の店主が命名したというのが定説です。
 牛肉や野菜などを煮込んだトマトベースのソースで、とろみがあり、濃厚でスパイシー!

イタリアンスパゲティ
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イタリアンスパゲティ

 野菜のトッピングのものは「カントリー」、ソーセージやベーコンなど肉系のものは「ミラネーゼ」、両方だと「ミラカン」など、独特なメニュー名が付けられています。
 麺は極太でラードや油で炒められてボリュームは満点!
 50音シリーズ「い」は「イタリアンスパゲティ」。ケチャップで味付けして炒めたいわゆる「ナポリタン」ですが、名古屋ではとき卵が流し込まれた鉄板にのっているのがスタンダード。これを「イタリアン」とか「イタスパ」とか「鉄板スパ」とか「鉄板ナポリタン」とか呼びます。
 この鉄板の「イタスパ」は東区にある「喫茶ユキ」がルーツであるというのが定説です。名古屋の豊かな喫茶店文化を背景に発展し普及した「なごやめし」が「イタスパ」なのです。

名古屋でエビフライは欠かせない
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名古屋でエビフライは欠かせない

「え」はエビフライ。これは、また不思議ななごやめしです。
 もともとエビフライは名古屋名物ではありません。確かに愛知県の「県の魚」はクルマエビです。実際に愛知県のクルマエビ漁獲量は日本有数(一番ではありません)で、えびせんべいの生産も盛んです。
 海老おろし(そば、うどん、きしめん)という、また別のなごやめしもあります。
 かつてタモリさんが、名古屋人はエビフライを「エビフリャー」と発音するという名古屋人を揶揄するネタの一つとしたことが、なごやめし化のきっかけのようです。その後いつの間にか誤解が広がるとともに、それに乗っかったり、あやかったりしながら「なごやめし」とされるようになったようです。
 だからエビフライというよりはエビフリャーが正しいかもしれません。ちなみに、純粋に「エビフリャー」という名古屋人はいません。
 まあ、由来はどうあれエビフライはうまいんです。

小倉サンド
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小倉サンド

「お」は小倉トースト。発祥はかつて名古屋市内にあった「満つ葉(まつば)」という喫茶店だと言われています。大正10年ごろに学生がトーストをぜんざいにつけて食べていたのを見て、トーストにあんこを挟んでみた、というのがその始まりとか。
 あんパンが生まれたのが1874(明治7)年といわれていますから、決して驚くべきメニューではない気がします。
 小倉トーストには、トーストに小倉あんを塗った(のせた)タイプと、パンの間に挟む「小倉サンド」タイプの2種類あります。客のチョイスでトッピングとして添えられる場合もあります。最近ではとある喫茶店で「鉄板小倉トースト」という進化系も生まれました。
 バターの塩味に甘いあんこ。合わないわけがないですよね。
 なお、北九州市の「小倉(こくら)」駅の看板を見てよだれを垂れるのは名古屋人の特徴です。

鬼まんじゅう(豊川もりあげ隊のなっちゃん提供)
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鬼まんじゅう(豊川もりあげ隊のなっちゃん提供)

 続いて「鬼まんじゅう」。シンプルに言うと、小麦粉、砂糖、さつまいもを混ぜて蒸した素朴なお菓子。
 角切りにしたさつまいもが鬼や金棒をイメージさせるとして、その名がついたと言われています。
 名古屋では和菓子店、専門店、スーパーなどでごく普通に買うことができます。家庭によっては手作りのおやつとして親しんだ方もいることでしょう。
 これ、本当に名古屋および周辺地域だけのお菓子ですか? 材料を含めて普遍的すぎる気がします。「鬼まんじゅう」というネーミングがこの地域独特ということなんでしょうか?
 最近、桃太郎をモチーフにした某飲料のCMが話題になっていましたね。本気で鬼を退治するなら、小栗旬さんにはきびだんごではなく、是非鬼まんじゅうを持って行っていただきたい(なごやめし博覧会実行委員会さん)

ヨコイのミラカン
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ヨコイのミラカン

「あんかけスパ」は大変に有名である。であるから正面から取り上げてももはや新味はない。ないが絶対に外すこともできない。

 生まれは昭和60年代というから立派なご当地グルメである。生まれた時代を象徴するのがゆで置きの麺。

 ずっと昔、製粉会社の人に「昭和のナポリタン」の作り方を教えてもらったことがある。その人は「麺をゆで一晩冷蔵庫でねかせるのが秘訣」と言っていた。

 だから提供するとき、フライパンに油を敷いて具とともに炒めながら加熱する。当時の作り方が家庭に広まった結果、いまでもゆで立てのスパゲティを炒める日本人は少なからずいると思われる。

ヨコイのミラピカ
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ヨコイのミラピカ

 そのナポリタンは名古屋では熱い鉄板型の皿で供される。下には薄焼き卵。そして名前は「イタリアン」。覚えておこう。

 小倉トーストは日本人のパンの受容史と関係している。米飯を主食とする日本人は、明治の文明開化のころ欧米から入ってきたパンをどう受け止めていいかわからなかった。

 その結果、「パンを主食としてではなく菓子として食べよう」という路線に向かった。それで生まれたのが木村屋のあんパンであった。

名古屋5大麺(名古屋のす〜さん提供)
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名古屋5大麺(名古屋のす〜さん提供)

 小倉トーストの誕生も、偶然とはいえ同じ道筋の上にあったことがわかる。

 名古屋には5大麺というものがる。その中のひとつカレーうどん。奥が深いぞ。

鯱乃屋(す〜さん提供)
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鯱乃屋(す〜さん提供)

MNo.02

 名古屋5大麺と呼ばれている麺類があります。台湾ラーメン、カレーうどん、きしめん、あんかけスパゲティ、味噌煮込みうどんです。その中でも私、カレーうどんを偏愛しております。
 名古屋のカレーうどんは独自な変化を遂げております。とろみはあるのですが、片栗粉系ではなく小麦粉系のとろみ。一般的なカレーライスのカレーより若干緩いルーといった感じでしょうか。
 ルーツははわかりませんが、私は2系統あると思い勝手に分けております。
 まずは黒川にある、現在「鯱乃屋」と呼ばれる、旧若鯱屋が原点の若鯱屋系。

若鯱屋清明山店(す〜さん提供)
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若鯱屋清明山店(す〜さん提供)

 出しは黄色っぽい色、スパイシーでありながら若干甘さも感じるとろみのある出し。具は豚や牛、ネギと厚めの油揚げ煮込まれていて。かまぼこが入る店もあります。
 うどんは太麺で、柔らかめ。もちもちです。
 鯱乃屋(北区)、若鯱屋清明山店(千種区)、うどん錦(中区)などがそうです。
 もうひとつは出しが茶色で、スパイシーな絡みのある、名古屋独自系。
 具の肉は豚、牛、鶏。鶏はカレーなんばんとして出している店もあります。
 ネギ(またはタマネギ)、厚めの油揚げ(入っていない店もあり)が基本スタイルでしょうか。

えびすや名東店、揚げ餅入り(す〜さん提供)
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えびすや名東店、揚げ餅入り(す〜さん提供)

 うどんは少々細めですが、若鯱屋系よりも若干腰が強いでしょうか。しかし、讃岐うどんのような腰はなく、もちもち系です。
 つる岡(中区)えびすや(名古屋市内に支店有り)、きよひら(西区)、三朝(千種区)などです。
 不思議なことに、三河方面に行くと小麦粉系は見たことがなく片栗粉系なのです。名古屋市内だけなのか、尾張地区全体がそうなのかはわかりませんが、少なくとも名古屋近辺にこの小麦粉系カレーが分布しています。
 僕の一番好きなのは名東区の「えびすや名東店」のカレーうどんです。トッピングには、当然とんかつはありますが、餅をのせるときは、焼き餅ではなく揚げ餅です。これも名古屋風ではないでしょうか。

むらかみのイカスミ入り(す〜さん提供)
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むらかみのイカスミ入り(す〜さん提供)

 独自な進化をしているうどん屋で「むらかみ」(名東区)という店がありますが、そこはカレーうどんだけで50種類ぐらいあるでしょうか。中でもイカスミカレーは、当然ルーは黒。げそが具で入っています。見た目にインパクトはありますね。
 ともかく私だけでなく、名古屋住人のカレーうどん好きは明らかではないかと思います(名古屋のす〜さん)

三朝(す〜さん提供)
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三朝(す〜さん提供)

 カレーうどんだけで50種類ものメニューが存在する店がある。その1点だけで名古屋人のカレーうどん愛が歴然としている。

 それもカレーのとろみを片栗粉でつけているか、小麦粉でつけているかという問題に着目する視点もカレーうどん愛が深くなければ生まれないものであろう。

 ずっと以前、大阪でエビ天がのったカレーうどんを食べた。こんなの名古屋じゃ当たり前?

 デスク、カレーうどんなら暴れ食いしていいよ。

きよひら(す〜さん提供)
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きよひら(す〜さん提供)

デスク やったぁ!!

 カレーうどんが続く。その他のうどんも続く。

うどん錦のカレーうどん(ミルフォードさん提供)
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うどん錦のカレーうどん(ミルフォードさん提供)

MNo.03

 名古屋の繁華街、栄のど真ん中にある、〆のうどん屋さんうどん錦。いつも誘蛾灯に引き寄せられるように足を向けてしまいます。
 店に入るやいなや、「カレーうどんですか?」と聞かれます。専門店ではありませんが、客のほとんどはカレーうどんを注文するといいます。
 名古屋コーチンの鶏ガラに野菜、カツオなどからとった出しに、数種類のスパイス、ルーを加えたスープはかなり黄色く、とろみ加減は、ややゆるめの独特なもの。太めの手打麺に、ほどよく絡みます。
 味噌煮込みうどんだと、大正15年創業の老舗「角丸」が思い出深いです。久屋大通の駅から徒歩10分弱。昼どきだったので、次から次へとお客さんが押し寄せてきていました。

ご飯は不可欠?(ミルフォードさん提供)

ご飯は不可欠?(ミルフォードさん提供)

 店主が「基本」とすすめる、味噌煮込の「梅」(玉子、かしわ入り)に、ご飯をセット。
 味噌は、赤味噌と白味噌を、気温や湿度、麺の熟成度などに合わせてブレンドしているそうです。
 出しの主役はムロアジ、香りの主役は本鰹に宗田鰹。干し椎茸の旨味が加わっています。
 麺は、これも味噌煮込みには珍しい細めの角打麺。味噌煮込み専用に、真水で打っており、もっちりなめらか。
 この店には「カレー中華」がありました。となりの席の人が食べていたので、しげしげと眺めちゃいました。名古屋ではよくお目にかかるメニューですが、まだ未食物件なのです。

出しの主役はムロアジ(ミルフォードさん提供)
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出しの主役はムロアジ(ミルフォードさん提供)

「志の田うどん」「志の田丼」。これも名古屋ではよく見かけますね。油揚げ&玉子とじの組み合わせ。
「天南うどん」「天南丼」。この漢字は初めて見たかも。この場合の南、つまり南蛮は「ネギ」。この組み合わせは知りませんでした。日本のご当地食は本当に奥が深い。まだまだ修行が足りません。
「きしめん台」はうどんやそばのメニューの麺をきしめんに代えること。きしめんが台になるのは、このあたりならでは!ですね(ミルフォードさん)

うどん錦(名古屋のす〜さん提供)
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うどん錦(名古屋のす〜さん提供)

 本当に名古屋のうどん文化は面白い。独自の発展を遂げている。さぬきうどんに対抗できるのは愛知県?

 ここでムロアジが登場した。中京圏の出しはムロアジを特徴とする。これにたまり醤油、豆味噌がそろって中京圏の味覚の基本を成すのである。

 カレーが続く。

オリエンタルマースカレー(いけずな京女さん提供)
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オリエンタルマースカレー(いけずな京女さん提供)

MNo.04

 最近はご当地レトルトカレーがブームで、私もどこかに行くたびについつい買うてしまいます。噂では、全国で800〜1000種類も発売されているとのこと。まあ、中には取って付けたようなんもありますけど。それでもカレーって意外と地域性のあるもんやなあと、最近思うようになりました。
 中でも老舗中の老舗、昭和37年発売(あっ、同い年や!)以来、愛知県を中心に中京エリアで愛され続けているのが「オリエンタルマースカレー」です。
 写真はレトルト版ですが、ご家庭で利用されているのは、粉末タイプのカレールウ。固形でないところがまた独特ですよね。
 さらには「特製マースチャツネ」が別添で、味わいを好みに調整できるのもほかのカレールウにはない特徴です。
 私は結構好きなんですけど、絶対にエリア拡大せえへんですね〜。以前、京都と大阪でさんざん探したんですけどどこにもなくて。東京でも探したんですけど、やっぱしなくて。
 結局、名古屋に出張した際にまとめ買いをいたしました(いけずな京女さん)

昭和37年発売(いけずな京女さん提供)
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昭和37年発売(いけずな京女さん提供)

 このカレーは東京のスーパーに瞬間的だが登場することがある。

 ところで箱の坊や、いま何歳なんだろう。

 ちょっと長くなりそうだが、名古屋生まれの方からのメールを紹介したい。

風来坊の手羽先
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風来坊の手羽先

MNo.05

 手羽先は「世界の山ちゃん」や「風来坊」といった居酒屋チェーンで有名になりましたが、もともとはかしわ屋さん(鶏肉屋さんのこと)のお総菜コーナーでコロッケや唐揚げと一緒に売られていたものです。味付けも、今のようなビールに合う味ではなく、お醤油ベースでご飯に合う味でした。
 トンカツに辛子はつきません。関東では辛子がつくので、上京してからびっくりしました。
 名古屋で「味噌煮込み」といったら、自動的に「味噌煮込みうどん」のことを指します。決して「サバの味噌煮」や「なすの味噌煮」ではないのです。名古屋のファストフード寿がきやは、味噌煮込みうどんのインスタント麺やカップ麺も出しています。このインスタント麺は学生時代の仕送りの一部でした。ないと暴れます(ちょっと嘘)。

味噌煮込み=うどん(ミルフォードさん提供)
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味噌煮込み=うどん(ミルフォードさん提供)

 名古屋の健康診断では血液中の豆味噌濃度が計測されます(すごく嘘)。
 JR名古屋駅ホームの立ち食い麺は、そばでもうどんでもなく、全てきしめんです。きしめんのトッピングは、ほうれん草、かまぼこ、あげ、かつお節(花かつお)だと思います。花かつおがないと、きしめんを食べた気がしません。
「磯部揚げ」は「磯辺焼き」の間違いでも塩味のおかきでもありません。一般に磯辺揚げとは、様々な具に海苔をまいて片栗粉などをまぶして揚げた料理のことですが、名古屋では主に一口大の鶏肉に海苔をまいて揚げたものを指すようです。スーパーのお惣菜売り場や精肉店でよく見かけます。他地方のスーパーでは見たことがありません。

磯辺揚げ? 試しに作ってみました(デスク)
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磯辺揚げ? 試しに作ってみました(デスク)

 たまり醤油はコクのある濃い醤油です。お刺身にはこれがなくてはなりません。
 名古屋(郊外?)のスーパーには、なぜかお好み焼き・みたらし団子の売り場が併設されていることが多いようです。これも上京して東京にはないことを知ってびっくりしました。
 大あさりはハマグリと見まごうばかりに大きなあさりです。日間賀島、南知多町、渥美町など伊勢湾の入口あたりで有名かと思います(名古屋生まれ横浜在住ゆんさん)

きーめん?
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きーめん?

 トンカツに辛しがつかないのは大変よいことである。おでんやトンカツなどに自動的についてきた辛しの処理にいつも困っている。この間は辛しが溶けて食べ物につきそうだったのでティッシュでふき取ったもんね。

「磯部揚げ」は今週のヒット。地元の人でないと気づかない視点。鶏肉を海苔で巻いて揚げたものって、ほかにありますか?

 たまり醤油登場。

 大あさりはあさりではなくウチムラサキという別の種類の二枚貝。殻の内側が紫なのでこの名になった。

 名古屋駅新幹線ホームの立ち食いきしめんには何度もお世話になった。そのきしめんにのせる花かつおが湯気で踊るところがいい。中京圏は温かい麺類に花かつおをのせる地域である。東京や大阪、九州では見ない食べ方。

きしめんには花かつお
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きしめんには花かつお

 今回は長文のメールを中心に紹介した。それぞれ非常に詳しく熱心な内容であった。

 次回は豊川いなり寿司、瀬戸焼きそばなどがどんどん登場する。

 では引き続き愛知県メールを待つ。

(特別編集委員 野瀬泰申)


★今週のおかわりは「ちょっと上質、でも手ごろ〜いしかわ百万石物語江戸本店」です。ぜひお読みください。

愛知県編(その2) 味噌味噌ラシド♪

愛知県編(その3) このそうめん、長さ3.6メートル

愛知県編(その4) 「みそトースト」の誘惑

愛知県実食編 ごも飯食べて頑張ろう


 


●筆者(特別編集委員 野瀬泰申)へのお気軽メールはこちら(tabeb@nex.nikkei.co.jp

2014年11月7日

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