第113回 滋賀実食編 琵琶湖周食の歌

特別編集委員 野瀬泰申


 2回にわたってお送りした山形実食編に続いて、今週は滋賀実食編です。ちょっと本編から間があき気味だった実食編がここでググっと接近します。湖北、湖西を中心に琵琶湖の魅力を堪能してきました。そうそう次は三重。三重情報、ぜひとも早めにお寄せください。
 今週のおかわりは、実食編取材終了後、デスクが単独で朽木(くつき)の朝市に行ってきました。そのリポートです
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地蔵川の清流
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地蔵川の清流

 第7回B−1グランプリin北九州から戻り、数日会社に行っただけで気が付けば次の週末。休む間もなく滋賀実食の旅に出た。

 2012年10月26日(金)の朝、東京から新幹線の「ひかり」で米原へ向かう。実食の旅は細かい予定を立てずに行き当たりばったりと決めているので、車中でやることはない。ひたすら読みかけの文庫本を読む。そのときは浅田次郎の『中原の虹』を再読中で全4巻の3巻目に差し掛かっていた。

中山道醒ヶ井宿の古い町並み
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中山道醒ヶ井宿の古い町並み

 夢中になって読んでいるうちに米原に着く。米原は乗り換えのため何度かホームに降りたことはあるが、駅を出て地べたを踏むのは今度が初めてである。

 本編で登場した中山道醒ヶ井宿に直行。食べ物取材ではなく、目的は梅花藻(バイカモ)である。向かう途中でふと思った。藻ではあるが、その花はいまの時期に咲いているのであろうか。私もデスクも、そんなことにはお構いなしでやって来ている。もし季節外れだったらスカである。いきなりスカならスカでもいいか。

梅花藻
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梅花藻

 旧東海道を歩いて以来、私はすっかり街道の虜になってしまった。古い町並みを見ると、それだけでうれしくなる。

 醒ヶ井宿は家並みはもちろんのこと、旅人に安らぎと涼を与えたであろう地蔵川の清流が美しい。街道沿いに立ち並ぶ家々の前を流れる川には木々が覆いかぶさり、その下の川面に梅花藻が白い可憐な花を咲かせている。

 以前はもっとたくさんの梅花藻が咲き乱れていたそうであるが、それにしてもこんな街中で梅花藻が流れに揺れて咲いているのを見られるのはいい。

醒ヶ井の名水を味わう
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醒ヶ井の名水を味わう

 スカではなかった。大当たりであった。観光客がいないだけ静かで落ち着く。

 写真を撮って、少し歩いて、駅に戻った。駅前に立つ「水の宿駅」に入る。いわゆる直売所なのだが名水の醒ヶ井らしく、店内にも水が湧いている。空のペットボトルに少し汲んで飲んだ。柔らかな味わいだった。

 近くにニジマスの養殖場があって、醒ヶ井の名物のひとつがニジマス。そばのレストランでは「にじますバーガー」とか「虹ますうどん・そば」などを売っていた。

水鳥が集うステーション
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水鳥が集うステーション

 醒ヶ井を後に、一路琵琶湖東岸を北上する。目指すは長浜市湖北町の道の駅「湖北みずどりステーション」である。水鳥の観察ポイントでもあるこの施設のレストランと直売所で、本編に出てきた食べ物を一挙に捕捉し、取材の効率を高めようというのであった。

 子鮎の天ぷら、焼き鯖そうめんウナギのじゅんじゅんえび豆琵琶マスをまとめてテーブルの上に並べた。

 目の前の琵琶湖で鮎が取れるといっても、子鮎だけを天ぷらにするというのは、いかにもぜいたくである。煮た子持ち鮎も普通に売られている。東京で買ったらいくらするのであろうか。めったに見かけることもないからわからないが。

子鮎の天ぷら
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子鮎の天ぷら

 えび豆は川えびと大豆を甘辛く煮たシンプルなものながら、動物性と植物性のたん白質を同時に取れるしカルシウムも豊富である。理想的な常備菜と言える。私はウーロンハイの友にしたかった。

 琵琶マスは養殖ものながら、歯ごたえがしっかりしていて味も深い。生ものを食べられない私だが、握り寿司1個を美味しくいただいた。残りはデスクの胃袋に収まる。

 直売所に各種なれ寿司がずらりと陳列してある。しかし買っても食べきれない量なので、なれ寿司未体験のデスク用に、卵を抱えた鮒寿司の最小パックを買った。

えび豆
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えび豆

今夜ホテルで食べてみて

 なんと優しい私であろうか。

 その日の昼食のハイライトは焼き鯖そうめんと、ウナギのじゅんじゅんであった。

 焼き鯖そうめんは甘辛に煮たそうめんの上に焼き鯖がのっているだけであるのだが、そうめんにしっかり味が染みていて、それがまた焼き鯖の香ばしさと絶妙の相性なのである。

焼き鯖そうめん
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焼き鯖そうめん

 常備のそうめんに日本海側から運ばれてきた鯖を合わせただけとも言えるが、結局一番美味い組み合わせに落ち着いた印象である。いかにも鯖街道に近い場所の食べ物ではある。

 私はこれでお腹いっぱいになった。ウーロンハイ飲みたかったな。

 ウナギのじゅんじゅんは、ウナギの鍋仕立。あまからの出し汁で煮る。溶き卵を加えたら柳川になる。私もデスクも煮たウナギは初体験。目を見張る思いで口に運んだ。

ウナギのじゅんじゅん
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ウナギのじゅんじゅん

 ここは合併で長浜市になったが、以前は湖北町といった。長浜の中心街からは相当離れている。今夜は長浜泊まりなので、北国街道長浜宿をゆっくり見てみたい。

 ということで長浜駅にとって返し、ホテルにチェックイン。ホテルは人工温泉付きにして長浜港の目の前である。1階に「やきとりの秋吉」がテナントとして入っているのが滋賀県らしい。何しろ秋吉の本社は福井市で、鯖街道つながりなのである。

「ところでデスク。君は彦根のちゃんぽんは食べたことある?」

「ないんですよ」

琵琶マスの握り寿司
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琵琶マスの握り寿司

「じゃあ、こうしよう。私は長浜市内を取材するから、君はひとっ走り彦根に行って、ちゃんぽん食べておいで」

「ええっ、いいんですか? ちゃんぽん食べてきていいんですか?」

「いいともー」

 このように「ちゃんぽん」の一言でデスクを単独行動に駆り立てた私は、ひとっ風呂浴びることにしたのである。しめしめ。

 まだ明るい時間である。風呂には誰もいない。貸切状態で内湯につかり、露天風呂で手足を伸ばし、ストレッチで肩や背中のこりをほぐした。

をかべ2号店の彦根ちゃんぽん
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をかべ2号店の彦根ちゃんぽん

 デスク、ちゃんぽんは美味しかった?

デスク 長浜から電車に乗り約40分、東海道本線の河瀬という駅で降りてさらに徒歩20分ほど。本編にも登場した「をかべ2号店」に行ってきました。食べるなら有名店と思いまして。

 長崎から各地に伝播していった九州系のちゃんぽん、尼崎ちゃんぽん秋田ちゃんぽん山陰ちゃんぽんなどのあんかけラーメン系ちゃんぽんをこれまで食べてきたのですが、彦根ちゃんぽんは今まで食べてきたものとは明らかに異種のちゃんぽんでした。ちゃんぽん麺でも白濁スープでもあんかけでもなく、実にあっさりとした「和風野菜ラーメン」という感じでした。

長浜は北国街道の宿場町だった
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長浜は北国街道の宿場町だった

 お酢をかけるのが「通の食べ方」ということなので、もちろんやってみました。あっさり味とお酢がよく合いますね。

 デスクが電車でちゃんぽん探索に出かけている間、私は長浜の街中を歩いた。旧北国街道沿いには古い民家を改造したレストランやガラスの美術館などがあって、大勢の観光客でにぎわっている。

 第三セクター「黒壁」による街の再生の物語は余りに有名なので割愛するが、さびれる一方だった長浜の中心地を年間300万人が訪れる観光地としてよみがえらせた成果は永く語り継がれるであろう。

この古い蔵もレストラン
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この古い蔵もレストラン

 黒壁スクエア周辺からアーケード商店街へと歩く。飲食店は「のっぺい」だらけである

「しっぽく」、東京でいう「おかめうどん」の具をあんかけにしたもので、大きなシイタケがシンボルである。具は違うが、京都の古いあんかけ型「たぬき」との共通性を感じる。

 いずれにせよ、長浜は焼き鯖そうめんとのっぺいである。

 暗くなってきた。だが晩飯は秋吉の焼き鳥というわけにはいくまい。歩いていると駅前に風情のある居酒屋があった。今夜はここかな?

「しっぽく」のあんかけが「のっぺい」
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「しっぽく」のあんかけが「のっぺい」

 ところがであった。ウーロンハイはあったものの1杯500円。ウーロンハイ史上、最高値である。お酒も小さい徳利で500円。これも徳利史上、最高値である。

 牛筋煮込みとおでんを数品食べて撤退し、近くのコンビニに行く。

 そこで見つけたのがこのカップめん。

 何でも産経新聞大阪社会部には連載企画から誕生した「大阪ラーメン部」というのがあって、そのチームとエースコックが共同開発したというのである。

それゆけ! 大阪ラーメン
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それゆけ! 大阪ラーメン

「大阪にはなぜご当地ラーメンがないのか」という疑問が発端だったという。試しに食べてみた。

 スープに既視感があった。昆布出しの味である。

 大阪勤務時代に「大阪ラーメン開発!」というチラシを見て取材に行ったことがある。店主は「大阪らしく昆布(こぶ)出しにこだわりました」と胸を張った。そのとき舌に刻んだ昆布出しの味がよみがえってきたのだった。

 大阪は昆布出し本位制の町であるとかねて思ってきたが、このカップめんもやはりその線を固く守っていた。

 などと考えながら食べていたらお腹がいっぱいになった。あーあ、カップめんが主食の晩飯になってしまった。こんなことでいいのか。

京風メロンはラグビーボール型
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京風メロンはラグビーボール型

 カップめんと一緒にコンビニで買ったパンがある。「京風メロン」である。

 何度も書くが、全国型メロンパンは円形でビスケット生地がのっていて中には何も入っていない

 しかしながら関西や広島などには、このようなラグビーボール型メロンパンがあって、中にはクリームとか白あんとかが入っている

 長浜においてラグビーボール型メロンパンは「京風」と認識されながら、一定の市民権を確保しているようなのである。パンのメーカーの所在地は京都市内であった。

パワースポット・竹生島
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パワースポット・竹生島

 さて翌27日朝、ホテルの前の港から船に乗った。竹生島に行くのである。食べ物とどんな関係があるかと聞かれれば話をそらすしかないが、せっかくここまで来たんだから、いいじゃん、行っても。

 出航前、デスクが私に聞いた。

「切符買ってきますが、往復でいいんですよね」

 片道切符で竹生島に行っても、あちらでは切符は売っていない。帰ってこない気?

「往復で買おうよ」

国宝・都久夫須麻神社本殿
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国宝・都久夫須麻神社本殿

 と答える私であった。

 竹生島まで船で30分。船内は西国何十何カ所かを巡る団体さんでほぼ満員である。島での滞在時間80分の後、長浜に戻ってくる。片道切符だと戻って来られない。でしょ?

 竹生島は国宝や重要文化財がてんこ盛りであった。

「豊臣秀吉寄進」とか「片桐且元手植え」とか何気なく書いてあるが、何気なくでいいのであろうか。もっと仰々しく書いてもいいのではないか。というくらいのものが並んでいた。

国宝・宝厳寺唐門
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国宝・宝厳寺唐門

 竹生島のホームページには「かつては神仏一体の思想で発展してきましたが、明治時代の神仏分離令によって、弁才天を本尊とする宝厳寺(ほうごんじ)と浅井姫命を祀る都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)に分かれています」とあって、お寺でもあり神社でもありという、まことに日本的な神仏習合のなごりを留めるパワースポットであった。

 長浜港に戻って急ぎ北上を開始する。目指すは木之本である。元は北国街道と北国脇往還が分かれる宿場町として栄えた木之本町であったが、広域合併で長浜市になった。

木之本のつるやパン
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木之本のつるやパン

 古い町並みはここでも健在であった。駅前からの道を真っ直ぐ行くと木之本地蔵院。そのすぐそばに、ありましたよ「つるやパン」。

 本編に登場した、たくあん入りサラダパンの本家本元である。有名な店らしく、私たちが訪れたときサイクリスト集団が店の前に腰かけてサラダパンをかじっていた。

 各種パンがずらりと並んだ店を想像していたが、奥の方にはカップめんなども置いてあって、町の食料品店の匂いがあった。よい匂いであった。

昼食の用意が整う
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昼食の用意が整う

 サラダパンを1個購入。駅に向かう途中にあった店で惣菜を求める。

 川えびがたっぷり入ったえび豆と、たくあんを煮た「ぜいたく煮」、子持ち鮎の塩焼きである。ぜいたく煮は京のおばんざいであるが、湖北でもふだんから食べるという。

 途中、鯖の押し寿司を買って、昼食の用意が整う。

 さらに北上して余呉湖に至る。賤ヶ岳の合戦の舞台となった地で、湖畔の「尾の呂が浜」には「ここで合戦の火ぶたが切られた」という看板があった

湖畔のベンチをテーブル代わりに
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湖畔のベンチをテーブル代わりに

 国民宿舎の前のベンチをテーブル代わりに、先ほど買ったものを並べてお昼にする。

 えび豆はえびが多い分、湖国の味が染み通る。350円くらいのウーロンハイがあるといいな。

 ぜいたく煮は醤油味から古漬けたくあんの酸味が躍り出て、立派な立派なご飯の友である。

 子持ち鮎は2匹ともデスクの胃袋に直行したので味はわからなかったが、美味くないはずがないのである。

子持ち鮎
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子持ち鮎

 ただしどれも塩分がしっかり利いていたから、後々までペットのお茶にお世話になった。

 満腹になり、次の目的地である近江今津に向かう。目指すは道の駅「藤樹の里あどがわ」である。

 藤樹というのは江戸初期の陽明学者、中江藤樹のことであって「近江聖人」と呼ばれるこの人物が安曇川の生まれであったそうな。

 道の駅のレストランは「とんちゃん」の文字でにぎわっていた。鶏肉に下味をつけて焼く郷土料理である。「高島とんちゃん」とも呼ばれる。

モーモートンチャン!!
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モーモートンチャン!!

 直売所で買い物はしなかった。ただ私は昼間の塩分系食べ物のせいで、無性にソフトクリームを食べたくなって、ついに食べてしまったのだった。何年ぶりかな。

 今津に戻り今夜の宿となる琵琶湖畔の「大衆旅館」に行く。看板を見つけて路地を入り、デスクが玄関のチャイムを鳴らす。返事がないので戸を開けたら、靴がいっぱい。すぐに上がりがまちになっていてフロントもソファもない。

 返事を待って玄関にたたずむデスクをほおって置いて、私は建物の反対側に回った。思った通り、そちらが正面であった。要するにデスクは経営者の居宅のブザーを押していたのである。

高島とんちゃん
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高島とんちゃん

 やがておかみさんが現れ、通された部屋で旅装を解く。そして休む間もなく食堂「モーモートンチャン!!」に行った。今津の駅周辺には飲食店がほとんどない。ないと言い切っていいほどない。そこで高島市内でもちょっと離れたところにあるこの店を目指したのだった。

 着いたのが午後5時半。開店30分前である。店の前にたたずんでいると、男性が出てきて「ちょっと待ってください。いま聞いてきますから」。

 ほどなく戻った男性が「どうぞ」と言った。ご主人の了解が得られたらしい。私たちのために30分も早く店を開けてくれる親切さに感謝。

ぷるぷるモツ
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ぷるぷるモツ

 カウンターに座って「とんちゃん」を注文する。それだけでは悪いのでハラミと「ぷるぷるモツ」も。サラダも頼んだ。

 とんちゃんは美しい鶏肉でいかにも新鮮な色合いをしている。下味がついているので、そのまま焼き網にのせる。

 焼けた頃合いに箸でつかんで口に運ぶ。ああこれは、衣をつけない鶏の唐揚げである。醤油ベースにニンニク、ショウガか。鶏が柔らかく、一口食べれば若鶏とわかる。

 さっきの男性がカウンターの前にいる。

熟成うまハラミ
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熟成うまハラミ

「高島市では昔からこれを、とんちゃんと呼んでいました。唐揚げにしても美味しいですよ」

 それは疑いを入れない。どう考えても美味いであろう。

 とんちゃんと言うと豚モツを指す地域が多い。しかし上対馬のとんちゃんは豚肉で、ここ高島では鶏肉である。

 当店は焼き肉からラーメンまである便利な店で、焼き肉部門の肉、モツは、断りがない限りすべて牛である。

「近江牛ではありませんが」

ひんやりSNOWサラダ
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ひんやりSNOWサラダ

 と言うもののハラミは分厚く切られていて、焼きすぎたかなと思ったものの、すーと歯が通った。

 モツも私の歯で戦える柔らかさ。

 サラダのドレッシングはかんきつ類の果汁を凍らせて、下ろし金で下ろして野菜にかけてある。これは驚く美味さであった。

 そうこうしていると注文していない1品が登場した。

「塩だれのホルモンです。サービスですから遠慮なく食べてください」

塩ホルモン
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塩ホルモン

 まあ、なんて親切な店なのだろうか。

 店に入ったときはお腹が空いていなかったけれど、気分が良くなって出てきたものは全部平らげたのだった。

 とんちゃんが300円台でほかの肉類も東京感覚では激安。飲み物コミで2人で3000円ちょっとであった。

 あの辺に行くついでがあったら是非お勧めしたい店である。私が個店を推薦するのは珍しい。

 さあ、本当にお腹がふくれてしまった。晩ご飯は要らない。ということで長浜駅前のスーパーで酒や乾き物を買って旅館に戻った。部屋の隅に置かれたテーブルでちびちびやっていると、琵琶湖の湖岸に押し寄せる波音が聞こえる。

琵琶湖の湖岸に押し寄せる波
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琵琶湖の湖岸に押し寄せる波

 明日は東京に戻るばかりである。デスクとは部屋が別。今夜も七色のいびきを呪わずに済むのがうれしい。

 日曜日の朝、私は近江今津駅から湖西線で京都へ向かった。

 デスクは朽木方面に足を延ばしたはずである。

 デスクのおかわりリポートをもって滋賀県実食編を締めくくる

 次回から三重県編。ご関係の方々は準備をよろしく。

 一番上の「食べB」のタイトルをマイナーチェンジした。「ご当地」が入ったけんね。

 ではまた来週。

*映像はflashビデオです。一部機種では再生できないことがあります。ご容赦ください。

(特別編集委員 野瀬泰申)

★今週のおかわりは朽木の朝市に行ってきましたです。ぜひお読みください。



滋賀県編(その1) たくあんは、いかにしてサラダになりしか

滋賀県編(その2) 名前は「トン」でも鶏肉よ

滋賀県編(その3) 老眼なのにきんし丼

滋賀県編(その4) 人間は葦を食う生き物である。アシからず


 


●筆者(特別編集委員 野瀬泰申)へのお気軽メールはこちら(tabeb@nex.nikkei.co.jp

2012年11月9日



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