番外編 青春だよ!横手の「シューパン」は(アミー隊員のパンレポート)


横手からパンが届いた
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横手からパンが届いた

 秋田県編も最終回となった今週(本編「第71回 秋田県ご当地グルメ(最終回)人類皆鍋奉行!」はこちらから)、番外編では横手市のパンの話題をお届けします。その名も「シューパン」です。シューカツ(就活)のためのパンではありません。「シュークリームのようなパン」から名づけられたとか。市内の中学、高校で販売されている「購買パン」の代表格、横手市民にとっての“青春のパン”だそうです。

 シューパンに加えて、横手の浮嶋さんがマーブルパンや三角パンなど横手市駅前「かつたパン」さんの人気パンを届けてくださいました。そこで、某日某所で極秘裏に食べBチームによるパン大会を開催しました。声をかけ忘れた野瀬特編には一人寂しく食べていただくこととなりましたが、「パンの感想」という見出しのメールが届きました。

マーブルパン

マーブルパン
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マーブルパン

 まずはマーブルパンから。デスクと一芸クンと3人で食べることを見越したかのような形です。ちょうど3つに分けやすい。4人だとケンカになるかもしれないし、2人だと残りのひと山をどちらが食べるか、腹の探り合いが必要です。本当に3人でよかったと思えるパンですね。デスクは「チョコサンド。生地にもチョコ。具にもチョコ。しかも端っこまでチョコクリームびっしり」とチョコで頭が一杯になったようです。確かに、マーブルなパンに挟まれたチョコクリームはインパクト大です。

 一芸クンも「マーブルパンって珍しくないと思ったら、チョコレートクリームを挟んでいたのか。これは、あっと驚くタメゴローです。マーブルといったら50年以上のロングセラー『マーブルチョコレート』思い出します。しまった、CMソングが頭から離れない」と驚きを隠せない様子です。

 さて、この挟まったチョコクリームですが、野瀬特編が鋭い観察眼でコメントしてきました。「マーブルパンはただのパンかと思ったら、中からチョコレートがでてきたので驚いた。甘く見ていた。このチョコは昔、駄菓子屋で売っていたチューブ入りチョコに似ているのでうれしかった」。そうか、だからなんか懐かしいような感じがしたんですね。

ロールパン

ロールパン
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ロールパン

 お次はロールパン。「ロールパン」と聞くと、甘くない食事パンのほうを思い浮かべるかもしれませんね。こちらは形からして「ロールケーキ」のパン版ということで「ロールパン」というネーミングなのでしょう。

 一芸クンはロールパンを前に「小学生のころ、祖父母の家に行き菓子盆を開けると、そこにはいつもお菓子が入っていました。定番はひとくちサイズのバウムクーヘンやカステラなど。中学生、高校生になると足を向ける機会は減りましたが、久しぶりに寄ってみると祖父母の笑顔も、菓子盆の菓子の味も変わらず迎えてくれました。そんな味です」と懐かしい思い出がよみがえったそうです。一芸クンの小学生時代か。まったく想像できないな。

 デスクは「パン生地の下にシロップに浸した甘いカステラ生地を敷いてロールにしてある」と分析していました。そうですね、質感の違うものが輪になっていましたね。これは「ケーキだ」と言っても誰も疑問に思わないですね、きっと。

三角パン

三角パン
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三角パン

 丸ときたら次は三角ですね。形が「三角」だから「三角パン」。なんて明解なんでしょうか。買うときに間違えようがないです。それもかなり大きい。用意したお皿からはみ出してしまいました。育ち盛りの学生さんにうってつけのパンですね。野瀬特編も「1辺の長さが12センチあり、ずしりと重い」と思わず長さを測ったようです。秤はなかったようで「ずしり」になっていますが、秤があれば絶対に計っていますね。

 一芸クンは「『ロールパン』と似たような雰囲気ですが、ややすっきりした味わいでナウなヤングにもバッチグー。三角といったら、やっぱり青い三角定規の『太陽がくれた季節』でしょうかね。飛びだせ!青春」と思わず叫んでいました。「購買パン」でも人気だった三角パン。食べると一気に気持ちを青春に引き戻してくれるようです。で、一芸クン、年ごまかしてました?

 デスクも『ロールパン』との関係を指摘していました。「三角パンはロールパン同様の構成、ロールパンより『甘い部分』が多い。あまーっ!!」とこちらも最後は絶叫です。青春ですね。

  

カステラパン

カステラパン
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カステラパン

 一見、チョコがかかっていないシューパンのようですが、中にクリームは入っていません。デスクは「ふわふわの甘食。うん、甘食。パン大の甘食!!」。今日は絶叫が続くデスクです。「甘食」と書いて「あましょく」。「甘食」と言えば、食べ物新日本奇行では群馬県に出没する「おやまパン」がどうやら「甘食」らしいという投稿もありましたね。形がお山の形だから「おやまパン」。

 一芸クンは「『カステラ』と聞いてかつての東武電車を思い出すあなたは筋金入りの鉄道ファン。ツートンカラーのデザインは流行の最先端を突き抜けたようでしたが、基本的な構造は古いので、外見と中身のギャップが大きかったようです。このカステラパンも、外側は十分すぎるほど甘いのですが、中身はいたって普通のパン。そんな大人にならぬつもりがなっていた」。どんな大人になりたかったのでしょうか。想像力をかき立てるパンですね。

シューパン

シューパン
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シューパン

 とりはシューパンです。表面の半分にチョコがかかっていて、菓子パン生地ベースの中にホイップクリームが入っています。ネーミングの由来であるシュークリームのような構造です。「シューパン」は横手市内では「かつたパン」と「フレンドール」で販売されているそうです。

 一芸クンは次のようにコメントしていました。「中に入っているクリームも甘いし、外側にかかっているチョコレートも甘い。もう甘くて甘くて、思わず野口五郎の『甘い生活』を口ずさんでしまいそう。このダブルパンチはいわゆる『銀チョコ』に近いものがあります。隣のデスクが甘いパン続きで苦しそうにしています。ぼくは半分引き受けて、親切に食べてあげた。と、日記には書いておこう」。一芸クン、チョコの方だけ食べていましたので、感想もチョコ側に偏っているようです。バランスよく食べようね。

 苦しそうにしていたデスクはというと「パンというよりケーキ。クリームは思ったほど甘くない。パンというよりスポンジ。個人的には一番好きかも」と満足したようです。

 野瀬特編は「バタークリーム、チョコ、甘い生地といい、まるでお菓子のようでいとおかし。購買パンの王者の風格がある。牛乳に浸してぐずぐずになったのを食べたい」。合間にダジャレを入れてくるのはさすがです。でも牛乳に浸したらクリームも入っているので、えらいことになりそうな気がします。

パンを前に真剣な表情(顔は見えませんが)

パンを前に真剣な表情(顔は見えませんが)

 最後に、デスクが全体をまとめてくれました。「パンというより『ケーキ』。全体的に甘く、またバターを感じさせない。体育会的な『ハイカロリー』。おっさんには良くない甘さ。後から胃にズドーンとくる。特にシロップの甘さ」。

 「青春のパン」「思春期の味」ですからデスクのような“おっさん”にはちょっと厳しかったかもしれませんね。でもひとときでも青春を思い出せてよかったのでは? えっ、デスクの青春は甘くなかった、酸っぱかった。それは失礼しました。

 某日のひととき、青春時代に戻った食べBチームでした。パンって本当にいいですね。それでは、またお会いしましょう。さいなら、さいなら、さいなら。

2011年11月4日

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