第10回 鳥取県(最終回) 中部の「コロッケ」の正体は? 

鳥取砂丘
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鳥取砂丘

 5月27日付日本経済新聞中国経済面に「人気韓国ドラマ続編は鳥取ロケ、砂丘・東郷湖で――撮影支援、県が予算」という記事が載った。

 イ・ビョンホン主演の韓国ドラマ「アイリス」の続編「アテナ」。そのロケ地を巡って数県が誘致合戦を繰り広げていたが、制作会社の社長が鳥取に決定したというニュース。

 「アイリス」の一部が撮影された秋田県では韓国などからの観光客が増えており、鳥取県も同様の効果を期待している。

 主演はチョン・ウソンに交代する予定ということだが、ともかくめでたいことである。


 続いてお詫び。前回、「徳島のあん餅雑煮」と書いたが、これは「香川」の間違いであった。該当部分はすでに直している。ご関係の皆さんに陳謝。


青森県の金魚ねぶた
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青森県の金魚ねぶた

 先週末は青森県編の「実食の旅」に行ってきた。青森市とその周辺に限られたが、同行した一芸クンが私の及ばない範囲をフォローしてくれた。来週、詳しくご報告する。

 食べたものはどれもこれも実に美味かった。


 さて今回で鳥取県編は終了する。一時はどうなるかと思ったが、無事大団円を迎えることができた。

アミー隊員 ペコリ ありがとうございました!


 最初に紹介するのは、東京や大阪に住む人が鳥取に出かけるとどんな行動を取るのかというリポート。地元の皆さんのご参考に供したい。


左、上から武蔵屋食堂のカツ丼、カツ丼の断面、ホルソバ、モサエビ。右、上から半素ラーメン、チキン丼、ホルソバ、ヨメナカセ(ミルフォードさん提供)
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左、上から武蔵屋食堂のカツ丼、カツ丼の断面、ホルソバ、モサエビ。右、上から半素ラーメン、チキン丼、ホルソバ、ヨメナカセ(ミルフォードさん提供)

MNo.(メールナンバー)29

 絶妙のタイミングで鳥取に出張が入りました。鳥取空港に到着すると、同行者たちを巧みに口説き、まずは「武蔵屋食堂」を再訪。皆に「素ラーメン」を勧める傍ら、自分は「カツ丼」と「半素ラーメン」を注文。
 宿題となっていたトマトベースのビーフカツ丼を頬張ることに成功。おまけに「チキン丼」も頼んで、みんなで分けて食べました。
 長い会議が終わり、ホテルに荷物を置いて宴席へ。鳥取名物の「モサエビ」をいただきました。正式な名前は「クロザコエビ」で、あまり県外には流通しないのだとか。漢字で「猛者えび」と書かれたものも多く見かけました。お土産売場には「もさえびせんべい」なんかもありましたね。
 宴席がはね解散したあと、雨降る中、タクシーの運転手さんに勧められた鉄板焼きの店を目指して裏路地を歩く。目当ては「ホルソバ」。途中、何軒も「ホルソバ」をメニューに掲げた店を発見。きてますねえ。
 目当ての店に着くと、まずは「ヨメナカセ」と呼ばれるホルモンを焼いてもらい、生ビールでひとり乾杯。「ヨメナカセ」は牛の大動脈。岡山など隣県でも聞く名前ですので、鳥取ご当地というわけではないですよね。
 「ホルソバ」は、鉄板に敷いたホイルに盛り付けるスタイル。独特の甘いタレ、でもしつこくなく、夜中だと言うのに箸がススみます。「甘いの、辛いの、店によって色々ですよ。店独自のタレを使わないと、ホルソバじゃない!」と店主は力強く言い切っていました。
 帰りにコンビニ3軒を回りながら、売場をチェック。「白バラ牛乳」を買って帰り、ホテルで飲んで、この日は打ち止め。
 翌朝、鳥取駅構内にある「砂丘そば」へ。あごちくわがのった「砂丘そば」をいただきます。かなり胃もたれしてましたが、スーッと入ってくれました。その後、亀井堂のサンドイッチを売っているという店を訪ねたが、開店は朝8時ということで、泣く泣く断念。
 名物のアベ鳥取堂の駅弁「かに寿司」や、するめの糀漬をながめ、コンビニで蒜山ジャージー牛乳使用の「頭脳パン」を買って、空港に向かったのでした。
 おまけは、駅でもらった「鳥取練り物暦図鑑」というパンフから。すり身と野菜、唐辛子を混ぜてパン粉で揚げたものを鳥取県中部では「コロッケ」と呼ぶそうです。
 半世紀以上も愛されているとか。
 また、先日食べた「ながいもかまぼこ」は、県中部の赤碕、八幡地区で婚礼の品として重宝されていたとのこと。鳥取もまた、練り物王国ですね(ミルフォードさん)


鳥取駅構内にある「砂丘そば」(ミルフォードさん提供)
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鳥取駅構内にある「砂丘そば」(ミルフォードさん提供)

 かくも人を熱狂させる鳥取の食。自信をもってがんがん宣伝していただきたい。

 中部の「コロッケ」がやっと出た。私もその「暦」を持っていて「練り物」の中になぜコロッケなのかといぶかっていた。そして説明を読んで佐賀・唐津や大分・津久見の「ぎょろっけ」と親せきなのではないかと思ったのだった。

 ともかく鳥取県中部の練り製品「コロッケ」をしっかり頭に刻もうではないか。

左上から時計回りで鳥取駅近所のそば、倉吉のそば、妖怪汁など、ながいものお菓子(大阪の原さん提供)
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左上から時計回りで鳥取駅近所のそば、倉吉のそば、妖怪汁など、ながいものお菓子(大阪の原さん提供)

MNo.30

 鳥取旅行のときのこと、鳥取駅の土産屋で練乳の入った白くて小さな餅菓子が売られておりました。味見のために1かけら食べると美味い! もう一つ食べるとやっぱり美味しい。3つ目に手を伸ばすと……店員さんと目が合いました。で、1箱買って帰りました。
 勤め先でも受けがよく人気上々のお菓子でした。でも名前が思い出せない〜〜! 写真を撮る前に飢えたピラニアのような同僚たちに食われてしまったので写真も残ってない〜〜!
 鳥取の駅そばもいいですが、この近辺は割り子そば文化圏ですので、倉吉のそばと鳥取駅近所のそばの写真を送付します。どちらも真っ黒。暴力的なまでのそばの香りがグッド!
 ながいものお菓子は鳥取砂丘で。腑抜けたネズミ男や妖怪汁は鳥取駅前? だったかなあ(大阪の原さん)


腑抜けた?ネズミ男(大阪の原さん提供)
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腑抜けた?ネズミ男(大阪の原さん提供)

 鳥取の実食の旅では何を食べようか、いまから思案している。皆さんからのメールを読んでいると、何を食べても美味そう。

 こんなのもある。

左上から時計回りで「とろろ」、「とろろいくら丼」、「ねばりっこ」、畑(道の駅北条公園の長光さん提供)
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左上から時計回りで「とろろ」、「とろろいくら丼」、「ねばりっこ」、畑(道の駅北条公園の長光さん提供)

MNo.31

 「ねばりっこ」は当道の駅にて人気度ナンバー1の食品で他県では生産されていない純粋な鳥取県の特産です(道の駅北条公園の長光さん)


「甲わかめ」。左上から素潜りで収穫する中村さん。収穫後、わかめは洗えば洗うほどその含まれる養分や旨味などが抜け出てしまうため、大山から湧き出る水で1度だけ水洗い。天日干しの吊るし。干し作業は丸3日間かかる(道の駅北条公園の長光さん提供)
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「甲わかめ」。左上から素潜りで収穫する中村さん。収穫後、わかめは洗えば洗うほどその含まれる養分や旨味などが抜け出てしまうため、大山から湧き出る水で1度だけ水洗い。天日干しの吊るし。干し作業は丸3日間かかる(道の駅北条公園の長光さん提供)

 JA鳥取中央のHPには次のように書いてある。


 「ねばりっこ」は鳥取県園芸試験場によって開発育成された新品種です。

 「砂丘ながいも」に比べ、2〜3割小ぶりで短く、折れにくい性質です。粘りが強く、肉質が緻密で果肉が白いのが特徴。味は砂丘ながいもより甘みとコクがあります。

 「ねばりっこ」はその特性を活かして麦とろ飯や磯辺揚げなど「砂丘ながいも」とはまた違った用途や味覚が楽しめます。


甲川(上)、御崎海岸。甲わかめの収穫地は鳥取県の大山町の御崎海岸一帯、それも甲川河口のみに限定される(道の駅北条公園の長光さん提供)
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甲川(上)、御崎海岸。甲わかめの収穫地は鳥取県の大山町の御崎海岸一帯、それも甲川河口のみに限定される(道の駅北条公園の長光さん提供)

 ながいもの新品種である。ステーキにしてもよさそうである。


 長光さんからは「甲(きのえ)わかめ」という貴重なわかめについての情報もいただいている。大山町の甲川河口限定のわかめで、素潜り天日つるし干しという手間がかかったもの。

 地元漁師伝来の製法ながら、いまではIターンで戻ってきた中村さんという漁師ぐらいしかつくっていないのだという。

 高級品なので「あっという間に東京、京阪神の方に売れてしまい、県内ではほとんど販売されていない」という。


 では急ぎ足でアラカルト。

米子空港で買った「栃餅」(アミー隊員)
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米子空港で買った「栃餅」(アミー隊員)

MNo.32

 鳥取県中部、温泉で有名な三朝町にある松之屋さんの名物とちもちはお勧めです。1日に作る数も限られていて、午前中には売り切れてしまうこともある人気商品。
 中のあんも甘すぎず、ほんのりと香る栃のかおりが上品でとても美味しいです。水のきれいな三朝町ならではの隠れた逸品です(S.Nさん)


 法事パン続報。


鳥取の名所「三佛寺奥院 投入堂」(大阪の原さん提供)
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鳥取の名所「三佛寺奥院 投入堂」(大阪の原さん提供)

MNo.33

 米子市在住のものです。私が知っているのは境港市にある老舗伯雲軒の「ぶどうパン」。アンパンも美味しいのですが、よくあるレーズンパンとは違い中にクリームが入っていてシナモンの風味もあり、独特の美味しさです。昔からあるので袋もレトロな雰囲気で味わいがあります。
 おそらく、形が独特の食パン「ハイソフト」も法事に使われているのではないでしょうか?(マラムラさん)


らっきょうチョコレート
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らっきょうチョコレート

 実を言うと、私にとって法事パンというのはかなりのカルチャーショックなのである。法事のまんじゅうがある時期、おしゃれでごちそう感の強いパンに取って代わられたという事情は頭ではわかる。

 しかしそのような文化を持たない土地で育ち、いまも生活している身にはどうも実感がわかない。

 だが全国各地、そんなことはお互いさまなのである。


白バラ牛乳(左は大阪の原さん提供、右はミルフォードさん提供)
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白バラ牛乳(左は大阪の原さん提供、右はミルフォードさん提供)

MNo.34

 米子はいま、弓ヶ浜半島で栽培されている白ネギを使ったまちおこしをしており、皆生温泉では白ネギをアレンジした料理が各種いただけるとか。
 皆生温泉といえば、以前は「松露」が名産でした。「松露」は砂地の松林に生えるキノコの一種で百合根に近い食感があります。
 これは弓ヶ浜半島でよくとれたものですが環境の変化で今では地元の高級料亭くらいでしか味わえない貴重な存在になってしまいました。
 祖父がこの松露取りの名人で、存命中は松露の茹でたものや松露入茶碗蒸しをおめでたい席ではよく食べたものでした。あの味、もう気軽に楽しめないかなと懐かしくなるばかりです(Hikkiさん)


もさえびせんべい
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もさえびせんべい

 Hikkiさん、毎週貴重な内容のメールをありがとうございました。


 松露は「日本版トリュフ」と言いたいが、そうも言えないような。

 ともかくいまではほとんど目にすることができなくなった。私は佐賀県唐津の「松露饅頭」なら何度か食べている。


アミー隊員 白ネギといえば、米子市には白ネギをモチーフにした「ヨネギーズ」というキャラクターがありますね。


板わかめ(ミルフォードさん提供)
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板わかめ(ミルフォードさん提供)

MNo.35

 いぎすの親せきに当たるのが、千葉でいうところの「かいそう」でしょうか。その名のとおり、海草を四角に固めたものなのですが。かつお節と醤油、お好みでショウガ醤油をかけて食べます。
 そういえば何にでもかつお節と醤油をかけて食べているのですが、これは土地柄でしょうか(千葉県出身ななさん)


 「かいそう」または「海草」。銚子辺りのものか。材料が違うので同一人物ではないが、たしかに親せきではある。

 「何にでもかつお節と醤油をかけて食べている」ところは、次回から千葉県がテーマになったときの論点となりうる。


御崎漁港(道の駅北条公園の長光さん提供)
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御崎漁港(道の駅北条公園の長光さん提供)

MNo.36

 鳥取の漁師の方々が絶賛する「オトク」なる魚。もしかすると「少し黒っぽくて、細長く、深海魚」みたいな魚では?
 富山には「げんげ」という、そんなのがいます。元々は市場に出しても、あまりにも見た目が悪くて買い手がつかないから「下の下」と呼ばれて、漁師の賄い料理なっていたようです。
 澄まし汁にすれば「プルプルのコラーゲン」に包まれた淡白な白身。ただし、とげとげの背骨が分解しやすく、噛むと刺さってかなり悲惨な状態に。だから、舌と上あごで身を軽く潰して骨を分離するか、唇に挟んで身をすすって骨を分離するという食べ方をします。
 富山では普通にスーパーの鮮魚売り場に出ています。正式名称は「ノロゲンゲ」と言うようです。私もげんげにはまっている1人なんですが、この1年の間に、某放送協会の日曜朝の番組で紹介されていました。富山の回まで取っておきたい内容なんですが、あまりによく似た魚なので、我慢できず乱入しました。そうそう、げんげの干物もなかなかの評判です(煮豆ライスさん)


するめ糀漬(ミルフォードさん提供)
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するめ糀漬(ミルフォードさん提供)

 幻魚とも書いて「げんげ」または「げんぎょ」。「食べ物 新日本奇行」でも1度登場している。たしか干物の話であった。

 ただこれが「オトク」かどうか私にはわからない。むしろ「ドギ」ではないか。「ノロゲンゲ」で検索すると「富山県ではドギと呼ぶ」という記述にぶつかった。


伯耆町特産品として官民協働で開発したロールケーキ「お役所仕事」(正式名称:大山黒ぼくロール)。竹炭と米粉で作ったスポンジに中は生クリームとかぼちゃムース。箱は稟議書をイメージ(アミー隊員)
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伯耆町特産品として官民協働で開発したロールケーキ「お役所仕事」(正式名称:大山黒ぼくロール)。竹炭と米粉で作ったスポンジに中は生クリームとかぼちゃムース。箱は稟議書をイメージ(アミー隊員)

MNo.37

 いまは鳥取には住んでおりませんが生まれ育ったところなので、懐かしい思いで記事を拝見しております。
 カレールー消費が高いという話。 母も仕事をしておりましたので家ではとにかくカレーが多かったです。思い出して、なるほどと感心しました。
 あまりメジャーではないかも(個人的かも?)しれませんが、鳥取情報を送ります。
■白バラのシュークリーム:私の出身の町に白バラの本社があったので白バラ製品は給食にいつも登場していました。特に好きだったのがシュークリームです。
 やわらかすぎる周りの生地に甘ったるくてミルク味のするクリームがたっぷり入っています。ケーキ屋のシュークリームが好きな人はお気に召さないと思いますが、私はあの庶民的な感じが好きでした。
 いまはリニューアルしておしゃれっぽくなって(少し残念)、現在住んでいる福岡でもたまに手に入ります。
■ポークハム:東伯ハムのポークウインナーがおいしいです。やわらかくて素朴な味がします。小さいころイヤというほど食べていました。鳥取県のスーパーに行くと絶対おいてあると思います。
■カニの味噌汁:山陰地方の冬の特産といえば松葉ガニです。で地元の人そんなに頻繁には立派な松葉ガニは食べません。親ガニというメスのカニを使った味噌汁が家庭では登場しました。
 松葉ガニより小さくて身が少ないのですが、味噌汁にするとカニのエキスが染み出していて、とっても濃厚でおいしいです。わたしはカニ鍋よりこの味噌汁のほうが今では好きです。
 よく冬に何かしらの行事で振舞う大鍋があると思います。他の地方なら豚汁でしょうか? 鳥取ではカニの味噌汁が定番でした(鳥取県出身 やまねこさん)


境港の目玉おやじ
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境港の目玉おやじ

 ポークウインナーのことが登場するのを待っていた。というのも前出の「鳥取練り物暦図鑑」の「8月」は何と「ウインナーワールド」としてウインナソーセージを取り上げているのである。ソーセージが練り物かどうかはドイツ国民と話し合って決めたいものだが、それにしても鳥取県民のウインナー好きを裏付ける事実である。


 「親ガニ」は金沢の「香箱(こうばこ)ガニ」であろう。うん、あの味噌汁は最高じゃ。


 最後に前回のMNo.28、takapuさんから質問があった「たけ汁」と鳥取の汁物について。


あごのつみれ汁(鳥取県食のみやこ推進課提供)
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あごのつみれ汁(鳥取県食のみやこ推進課提供)

MNo.38

  「たけ汁」の質問がありましたが、たぶん「きのこの汁」ですね。実家で作ってたのは(子供はたいてい嫌いで食べなかったはず)、秋に山から取ってきたヒラタケの味噌汁かなあ……。
 鳥取独自がどうか不明ながら、昔からある汁物は「じゃぶ」です。根菜類や豆腐、鶏肉などを炒めて煮込んだ汁物ですが、県内でも地域によっては汁が少ない「すきやき的なもの」になったりします。
 子供のころ食べていた懐かしい汁物は「呉汁(ごじる)」。「呉」は枝豆大豆(乾燥大豆は10時間以上水に浸す)に水を加えてミキサーにかけたもの。根菜や油揚げのみそ汁の仕上げに呉を加え、豆臭さが消えるまで煮たものが呉汁です。
 美味しかった記憶がありますが、呉を作る作業が面倒なので、我が家ではほとんど絶滅種。
 汁物ついでに、これからの季節で鳥取の家庭の味と言えるのは「あごのつみれ汁」です。あご(トビウオ)をミンチにして塩と片栗粉で団子を作り、みそ汁の具に使ったもの。
 あごの旨味がみそ汁いっぱいに広がって、ホントにうまい!(鳥取県食のみやこ推進課 鈴木さん)


 各地の汁物には「土地の物語」が凝縮されている。それにしてもアゴの団子、つみれは何とかして食べたい。あごがれの食べ物である。


鳥取県のVOTEはこの5品。上段左からホルソバ、牛骨ラーメン、(魚の)コロッケ、カレー、モサエビ
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鳥取県のVOTEはこの5品。上段左からホルソバ、牛骨ラーメン、(魚の)コロッケ、カレー、モサエビ

 「いかさん」から県内ラーメン事情を紹介するメールをいただいた。実食の旅の折、大いに参考にさせていただく。


 「ござ引き」さん。ご飯を甘くする文化については、青森実食の旅のときに紹介します。


 今回で鳥取県編を終えるが、随分いろんなことを知ることができた。東部、中部、西部で微妙に、あるいは画然と違う食の文化が存在する。鳥取県は人口最少県ではあるが「それがどうした」と胸を張れる豊かな食を持っているではないか。

 来月のどこかで鳥取に行く。


 ここで「野瀬に食べさせたい鳥取の食」VOTEである。(VOTEは終了しました。ありがとうございました。結果はこちら


鳥取のマスコットキャラクター「トリピー」に見守られ最終回を無事に迎えられました(アミー隊員)
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鳥取のマスコットキャラクター「トリピー」に見守られ最終回を無事に迎えられました(アミー隊員)

 今回はどれが来てもOKである。2泊3日の旅になろうが、ついでに銘柄牛のステーキとか食べるけんね。イカも食べるけんね。カニも1年中大丈夫みたいだし。


 では次回は青森県実食の旅リポート。その次からいよいよ千葉県編がスタートする。


 また来週。


(特別編集委員 野瀬泰申)



 


●筆者(特別編集委員 野瀬泰申)へのお気軽メールはこちら(tabeb@nex.nikkei.co.jp

2010年6月4日


■鳥取県編
準備体操編 まずは、あのパンについて語ろう
その1 白バラ牛乳とサンライズ
その2 「牛骨ラーメン」参上!
その3 祝発足! ホルソバCC
最終回 中部の「コロッケ」の正体は?
実食編 スタートは山陰チャンポン一芸クンの食べB修行記動画で見る実食

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