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作品賞と助演男優賞(マックス・フォン・シドー)の2部門にノミネートされた『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』。タイトルが長いが、原題『Extremely Loud and Incredibly Close』を直訳したもの。アカデミー賞受賞コンビ、トム・ハンクスとサンドラ・ブロックが初共演。主人公の少年は新人のトーマス・ホーン。マックス・フォン・シドー、バイオラ・デイビス、ジョン・グッドマン、ジェフリー・ライト、ゾーイ・コールドウェルらが脇を固める。
2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロで父を亡くした少年の喪失と再生の物語。ニューヨークの街自体が重要な役割を果たすが、子供にとってのニューヨークが描かれている。
9.11同時多発テロで父(トム・ハンクス)を亡くした11歳の少年オスカー(トーマス・ホーン)は父の突然の死を受け容れられないでいた。ある日、父親の部屋のクローゼットで“ブラック”と書かれた封筒の中に1本の鍵を見つける。オスカーは、そこに父からのメッセージがあると信じ、母(サンドラ・ブロック)に内緒で鍵穴を探す旅に出る……。
原作はジョナサン・サフラン・フォアによる同名小説(NHK出版刊)。2005年に発表され、「人気若手作家による9.11文学の金字塔」としてベストセラーに。監督はこれまでに手がけた長編映画3作『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』『愛を読むひと』すべてがアカデミー賞監督賞にノミネートされたスティーブン・ダルドリー。アカデミー賞受賞のエリック・ロス(『フォレスト・ガンプ/一期一会』『インサイダー』)が脚本を担当した。
オスカーは小学校の舞台劇でキリギリスの老人役を演じたことしかないという、新人のトーマス・ホーンが抜擢された。ホーンはクイズ番組「Jeopardy!」で注目され、ナショナルジオグラフィックが主催する地理クイズ「ジオグラフィー・ビー」では、カリフォルニア州で最高2位を獲得したことがあり、自由な時間はほとんど言語の本を読み、クロアチア語を流暢に話し、スペイン語と中国語を勉強中という少年だそうだ。(2012年2月14日・A)
原題:『Extremely Loud and Incredibly Close』
出演:トム・ハンクス、サンドラ・ブロック、トーマス・ホーン、マックス・フォン・シドー
監督:スティーブン・ダルドリー
脚本:エリック・ロス
製作:スコット・ルーディン
製作総指揮:セリア・コスタス、マーク・ロイバル、ノラ・スキナー
原作:ジョナサン・サフラン・フォア「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』は2012年2月18日(土)、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー